「作り置きで節約しようと頑張っているのに、なぜか食費が減らない…」そんな悩みを抱えていませんか?実は作り置きは、やり方を間違えると逆に食費がかさんでしまうことがあります。この記事では、作り置きが節約にならない5つの原因と、今日から実践できる具体的な改善策を徹底解説します。自分の作り置きが節約になっているかチェックリストで診断し、無駄のない効率的な作り置き生活を始めましょう。
【結論】作り置きは「やり方次第」で節約にも浪費にもなる

作り置きは万能な節約術ではありません。
正しい方法で実践すれば月に5,000円〜10,000円の食費削減が可能ですが、間違ったやり方では逆に食材ロスや光熱費の増加で支出が増えてしまいます。
実際に、作り置きを始めたものの「食材を余らせて捨てる」「結局外食してしまう」「時間がかかりすぎて続かない」といった理由で挫折する人が少なくありません。
重要なのは、自分の生活スタイルや家族構成に合った作り置きの方法を見つけることです。
作り置き=節約は「条件付き」の真実
作り置きが節約になるには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
条件①:食材を使い切れる量だけ作る
3〜4日で食べ切れる量を基準にすることで、飽きずに完食でき食材ロスを防げます。
1週間分をまとめて作ると、途中で飽きて外食に逃げたり、食材を腐らせたりするリスクが高まります。
条件②:買い物リストを守る
「安いから」と特売品を衝動買いすると、結局使い切れずに廃棄することになります。
在庫確認→献立決定→買い物リスト作成→購入という順序を守ることで、無駄買いを約30%削減できます。
条件③:調理時間を90分以内に抑える
長時間の調理は光熱費がかさむだけでなく、時間コストの面でも非効率です。
90分以内に収めることで、時給換算しても十分なコストパフォーマンスを維持できます。
この記事でわかること
この記事を読むことで、以下の内容を理解できます。
- 作り置きが節約にならない5つの具体的な原因
- 自分の作り置きが節約になっているか判定できる10項目チェックリスト
- 節約できる人とできない人の決定的な違い
- 今日から実践できる5つの改善策
- 節約効果が高い具体的なメニュー5選(材料費・日持ち付き)
- 作り置きが向かない人のための代替節約法
具体的な数値やチェックリストを使って、あなたの作り置きを「節約できる作り置き」に変えていきましょう。
作り置きが節約にならない5つの原因

作り置きで節約できない原因は、多くの場合以下の5つのパターンに分類できます。
自分がどれに当てはまるか確認しながら読み進めてください。
原因①|食材を「使い切る前提」で買いすぎている
「作り置きのためにまとめ買いしよう」と意気込んで、スーパーで大量の食材を購入していませんか?
これが最も多い失敗パターンです。
特売品の罠
「今日は鶏肉が3割引!」「野菜が安い!」と特売品を見るとつい買ってしまいますが、実際に使い切れるかの計算をしていないケースがほとんどです。
例えば、4人家族で鶏むね肉2kgを購入しても、3日以内に消費できなければ冷凍保存が必要になり、解凍の手間や品質低下を招きます。
在庫確認を怠る
冷蔵庫に同じ食材がすでにあるのに、また買ってしまうこともよくあります。
消費者庁の調査によると、家庭から出る食品ロスの約半分が「買いすぎ」に起因しています。
参考:消費者庁 食品ロス削減
改善のポイント
買い物前に必ず冷蔵庫の在庫をチェックし、3〜4日分の献立を具体的に決めてから買い物リストを作成しましょう。
スマートフォンで冷蔵庫内を撮影しておくと、買い物中に確認できて便利です。
原因②|作りすぎて飽きる→結局捨てる・外食に逃げる
1週間分の作り置きを日曜日に一気に作っても、水曜日には「また同じおかず…」と飽きてしまい、外食やコンビニ弁当に頼ってしまう経験はありませんか?
これは典型的な「作りすぎの悪循環」です。
飽きるメカニズム
人間の味覚は同じ味を3日以上連続で食べると飽きを感じやすくなります。
特に濃い味付けのおかずは2日目で飽き、薄味でも4日目には食欲が落ちる傾向があります。
廃棄と外食のダブルパンチ
作り置きを残したまま外食すると、食材費と外食費の両方が発生し、節約どころか支出が増えてしまいます。
例えば、1週間分の作り置き(食材費3,000円)を半分捨てて、外食3回(計4,500円)をした場合、合計6,000円の支出になります。
これは都度調理で毎日自炊するよりも高くつくケースが多いのです。

改善のポイント
作り置きは3日分を上限とし、味付けや調理法にバリエーションを持たせましょう。
同じ鶏むね肉でも、塩麹漬け・照り焼き・トマト煮込みなど異なる味付けにすることで飽きを防げます。
原因③|調味料・ラップ・容器など「隠れコスト」を見落としている
作り置きには、食材費以外にも様々な「隠れコスト」がかかります。
これらを計算に入れないと、実際の節約効果は想定よりも低くなります。
調味料のコスト
作り置きでは味付けをしっかりつけるため、調味料の消費量が増えます。
醤油・みりん・酒・砂糖・油などを毎回使用すると、月間で約1,000円〜1,500円の調味料費がかかります。
保存容器・ラップのコスト
保存容器を新たに購入する場合、1個300円〜500円のものを5〜10個揃えると3,000円〜5,000円の初期投資が必要です。
また、ラップやジップロックも1回の作り置きで5〜10枚使用すると、月間で約500円のコストになります。
洗剤・水道代
大量の調理器具や保存容器を洗うための洗剤代・水道代も見過ごせません。
月間で約300円〜500円程度のコスト増加が見込まれます。
改善のポイント
保存容器は100円ショップで揃える、ラップの代わりに洗って繰り返し使える蓋付き容器を選ぶなど、隠れコストを意識した選択をしましょう。
調味料は業務スーパーなどで大容量パックを購入すると単価を下げられます。
原因④|光熱費の増加を計算に入れていない
作り置きで2〜3時間キッチンに立つと、ガス代・電気代が確実に増加します。
この光熱費を食費削減額から差し引くと、実質的な節約効果が大幅に減ることがあります。
調理時間と光熱費の関係
ガスコンロを中火で1時間使用した場合、約20円〜30円のガス代がかかります。
3時間の作り置き調理では60円〜90円のガス代が発生します。
IHクッキングヒーターの場合は、1時間あたり約27円の電気代がかかるため、3時間で約81円です。
冷蔵庫・冷凍庫の電気代
作り置きを大量に保存すると、冷蔵庫の開閉回数が増え、冷気が逃げやすくなります。
また、熱い料理を冷まさずに入れると冷蔵庫が余計に電力を消費し、月間で約200円〜300円の電気代増加につながります。
改善のポイント
調理時間を90分以内に抑える、複数の料理を同時進行で調理する、電子レンジや圧力鍋などの時短調理器具を活用することで光熱費を削減できます。
また、作り置きは必ず冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。
原因⑤|「時間コスト」を無視している
作り置きに毎週3時間かけているとしたら、その時間を時給換算して考えたことはありますか?
時間コストを無視すると、実は作り置きよりも「必要な時だけ都度調理」の方が効率的なケースもあります。
時間コストの計算例
例えば、週に3時間の作り置きで月間12時間を費やし、食費を月5,000円削減できたとします。
この場合、時給換算すると約417円です。
もし平日の夜に毎日30分かけて都度調理した場合、月間10時間で済み、食費削減額が月4,000円でも時給400円とほぼ同等になります。
ストレスと疲労のコスト
週末に長時間キッチンに立つことで、本来リラックスできる休日が疲労とストレスに変わります。
このストレスが原因で体調を崩したり、仕事のパフォーマンスが下がったりすれば、金銭的な損失はさらに大きくなります。
改善のポイント
作り置きにかける時間を90分以内に制限し、時短レシピや下味冷凍を活用しましょう。
また、作り置きが負担になっているなら、無理に続けず都度調理や半作り置きに切り替えることも検討してください。
【自己診断】あなたの作り置きは節約になってる?10項目チェックリスト

以下のチェックリストで、あなたの作り置きが本当に節約になっているか診断しましょう。
当てはまる項目の数を数えてください。
チェックリスト10項目
- 買い物前に冷蔵庫の在庫を必ず確認している
- 買い物リストを作成し、リスト以外のものは買わない
- 作り置きの量は3〜4日で食べ切れる量に収めている
- 作り置きしたおかずを週に1品以上捨てることがない
- 作り置きをしている週は外食・コンビニ利用が週1回以下
- 調理時間は90分以内に収まっている
- 同じおかずに飽きないよう、味付けや調理法を工夫している
- 保存容器やラップなどの消耗品コストを把握している
- 月1回は食費を集計して、節約効果を確認している
- 作り置きをすることにストレスを感じていない
診断結果の見方と改善の方向性
8〜10個該当:節約できています!
あなたの作り置きは効率的で、しっかり節約につながっています。
現在の方法を継続しつつ、さらなる時短や品数のバリエーション追加にチャレンジしてみましょう。
5〜7個該当:改善の余地ありです
節約効果は出ているものの、まだ無駄やロスが発生している可能性があります。
該当しなかった項目を重点的に見直し、次章の改善策を実践してください。
0〜4個該当:作り置きが逆効果かもしれません
現在の作り置き方法では、節約よりも浪費になっている可能性が高いです。
作り置きの方法を根本的に見直すか、都度調理や下味冷凍などの代替手段への切り替えを検討しましょう。
作り置きで節約できる人・できない人の決定的な違い

作り置きで節約できる人とできない人には、明確な行動パターンの違いがあります。
自分がどちらのタイプに近いか確認してみましょう。
節約できる人の5つの特徴
①計画的に献立を決めてから買い物する
節約できる人は、冷蔵庫の在庫を確認し、3〜4日分の献立を具体的に決めてから買い物に行きます。
買い物リストに記載されたもの以外は、どんなに安くても購入しません。
②食材を使い切るための工夫をしている
1つの食材を複数の料理に展開するスキルがあります。
例えば、キャベツ1玉を購入したら、コールスロー・野菜炒め・味噌汁の具・お好み焼きなど、異なる調理法で使い切ります。
③適量を作り、飽きる前に食べ切る
「たくさん作れば節約になる」という発想ではなく、「食べ切れる量だけ作る」ことを優先します。
3日で食べ切れる量に抑えることで、飽きずに完食できます。
④調理時間を効率化している
複数の料理を同時進行で調理する、電子レンジや圧力鍋を活用するなど、調理時間を90分以内に収める工夫をしています。
時間コストを意識しているため、無駄な手間をかけません。
⑤定期的に食費を振り返り、改善している
月に1回は食費を集計し、「今月は何にいくら使ったか」「作り置きでどれだけ節約できたか」を数値で把握しています。
データに基づいて改善を繰り返すため、節約効果が持続します。
節約できない人の5つの特徴
①特売品に飛びついて衝動買いする
「安いから」という理由だけで食材を購入し、結局使い切れずに捨ててしまいます。
在庫確認や献立計画をせずに買い物するため、冷蔵庫に同じ食材が重複することも多いです。
②作りすぎて飽きる・捨てる
「1週間分まとめて作れば楽」と考え、大量に作り置きしますが、途中で飽きて外食に逃げたり、残った分を捨てたりします。
結果的に食材費と外食費の両方がかかり、支出が増えます。
③調理に時間をかけすぎる
手の込んだレシピに挑戦したり、完璧を求めすぎたりして、作り置きに3時間以上かけてしまいます。
時間コストを考慮していないため、労力に見合った節約効果が得られません。
④隠れコストを把握していない
食材費だけに注目し、調味料・保存容器・ラップ・光熱費などの隠れコストを計算に入れていません。
そのため、実際の節約効果が想定よりもずっと低くなります。
⑤食費を振り返らない
「なんとなく節約できているはず」という感覚で作り置きを続け、具体的な数値で効果を確認していません。
そのため、無駄に気づかず、改善のチャンスを逃します。
【家族構成別】作り置きの向き不向き早見表
作り置きの向き不向きは、家族構成によっても異なります。
以下の早見表で、自分の世帯に作り置きが合うか確認しましょう。
| 家族構成 | 作り置きの向き不向き | おすすめの方法 |
|---|---|---|
| 一人暮らし | △(やや不向き) | 3日分の半作り置き、または下味冷凍がおすすめ。量が少ないため都度調理も効率的。 |
| 二人暮らし | ○(やや向いている) | 3〜4日分の作り置きが適量。少量多品目を心がけると飽きにくい。 |
| 3〜4人家族 | ◎(向いている) | 作り置きの効果が最も高い。週2回に分けて作り置きすると飽きずに続く。 |
| 5人以上の大家族 | ○(向いている) | 消費量が多いため食材ロスが少ない。ただし調理時間が長くなるため、時短テクニックが必須。 |
一人暮らしや二人暮らしの場合、作り置きよりも「下味冷凍」や「半作り置き(野菜だけカットしておく、下味だけつけておく)」の方が効率的なケースが多いです。
作り置きで節約を成功させる5つの改善策

ここからは、作り置きで確実に節約するための具体的な改善策を紹介します。
今日から実践できる内容ばかりですので、ぜひ試してみてください。
改善策①|「3日で食べ切る量」だけ作るルール
作り置きの最大の失敗原因は「作りすぎ」です。
1週間分をまとめて作るのではなく、3日で食べ切る量だけ作ることをルール化しましょう。
なぜ3日なのか?
人間の味覚は同じ味を3日以上連続で食べると飽きを感じやすくなります。
また、冷蔵保存の場合、3〜4日が衛生的にも安全な期限です。
3日分なら、週に2回作り置きをすることになりますが、1回あたりの調理時間が短く済み、飽きる前に食べ切れます。
3日分の目安量(4人家族の場合)
- 主菜2品(各4〜6人分)
- 副菜3品(各4〜6人分)
- 汁物1品(6人分)
この量なら調理時間は60〜90分程度で済み、冷蔵庫のスペースも圧迫しません。
参考:作り置きVS冷凍保存!作り置きで食費を節約する具体的な方法
改善策②|買い物は「在庫確認→献立→リスト→購入」の順番で
無駄買いを防ぐための鉄則は、買い物の順序を守ることです。
以下のステップを必ず実践してください。
ステップ①:在庫確認
買い物に行く前に、冷蔵庫・冷凍庫・常温保存の食材を全て確認します。
スマートフォンで冷蔵庫内を撮影しておくと、買い物中に「これ家にあったっけ?」と迷わずに済みます。
ステップ②:献立決定
在庫の食材を優先的に使い切る献立を3〜4日分考えます。
例えば、冷蔵庫にキャベツが半玉残っているなら、コールスロー・野菜炒め・お好み焼きなどを献立に組み込みます。
ステップ③:買い物リスト作成
献立に必要な食材だけをリスト化します。
紙に書く、スマートフォンのメモアプリを使う、買い物アプリを活用するなど、自分に合った方法でリストを作成しましょう。
ステップ④:リストに従って購入
スーパーに行ったら、リストに記載されたもの以外は絶対に買わないルールを徹底します。
「今日は卵が安い!」と思っても、リストになければ買いません。
この順序を守るだけで、衝動買いによる食材ロスを約30%削減できます。
改善策③|「1つの食材を3品に展開」で使い切る
食材を余らせない最も効果的な方法は、1つの食材を複数の料理に展開するスキルを身につけることです。
以下に具体例を紹介します。
鶏むね肉1kgの展開例
- ①塩麹漬け(300g):下味をつけて冷凍保存、焼くだけで完成
- ②鶏ハム(300g):茹でて作り置き、サラダやサンドイッチに活用
- ③親子丼の具(400g):玉ねぎと一緒に煮て冷凍保存
この方法なら、同じ鶏むね肉でも味付けや調理法が異なるため飽きません。
キャベツ1玉の展開例
- ①コールスロー(1/4玉):マヨネーズと酢で和えるだけの簡単副菜
- ②野菜炒め(1/4玉):豚肉や他の野菜と炒める
- ③味噌汁の具(1/4玉):ざく切りにして冷凍保存、そのまま鍋に入れる
- ④お好み焼き(1/4玉):週末のランチに
このように、1つの食材を異なる調理法で使い切ることで、食材ロスをゼロにできます。
改善策④|調理時間は「90分以内」に制限する
作り置きにかける時間が長すぎると、光熱費や時間コストがかさみ、節約効果が薄れます。
調理時間を90分以内に収めることを目標にしましょう。
時短テクニック
- ①複数の料理を同時進行する:煮込み料理を火にかけている間に、副菜を切る・和える
- ②電子レンジを活用する:野菜の下茹では電子レンジで3〜5分で完了
- ③圧力鍋を使う:煮込み時間が1/3に短縮され、光熱費も削減
- ④カット済み野菜を部分的に利用する:時間がない時はカット野菜を活用し、調理時間を短縮
90分以内で作れる作り置き例(4人家族・3日分)
- 主菜:鶏むね肉の塩麹漬け(10分)
- 主菜:豚こまのしょうが焼き(15分)
- 副菜:きんぴらごぼう(15分)
- 副菜:ほうれん草のおひたし(10分)
- 副菜:もやしのナムル(5分)
- 汁物:野菜たっぷり味噌汁の素(20分)
合計調理時間:約75分
このように、シンプルなレシピを組み合わせることで、90分以内に十分な品数を作り置きできます。
改善策⑤|月1回「食費の振り返り」で効果を数値化する
作り置きの節約効果を持続させるためには、定期的に食費を振り返り、数値で効果を確認することが重要です。
振り返りの手順
- ①レシートを保管する:買い物のたびにレシートを保管し、月末にまとめて集計
- ②カテゴリ別に集計する:食材費・調味料費・外食費・コンビニ費に分類
- ③前月と比較する:「今月は先月より〇〇円削減できた」と具体的に把握
- ④改善点を見つける:「今月は外食が多かった」「特売品の衝動買いが多かった」など反省点を洗い出す
家計簿アプリの活用
手書きの家計簿が続かない人は、レシートをスマートフォンで撮影するだけで自動集計してくれる家計簿アプリを活用しましょう。
「マネーフォワードME」や「Zaim」などが人気です。
数値化することのメリット
「なんとなく節約できている」ではなく、「今月は作り置きで5,000円削減できた」と具体的に把握できると、モチベーションが維持しやすくなります。
また、無駄な支出にも気づきやすくなり、改善のサイクルが回りやすくなります。
節約効果が高い作り置きメニュー5選【材料費・日持ち付き】

ここでは、コストパフォーマンスが高く、日持ちもする作り置きメニューを5つ紹介します。
初心者でも簡単に作れるレシピばかりですので、ぜひ試してみてください。
①きんぴらごぼう(約150円/4食分・冷蔵5日)
材料費の内訳
- ごぼう1本:約80円
- にんじん1/2本:約30円
- 調味料(醤油・みりん・砂糖・ごま油):約40円
合計:約150円(4食分)
1食あたり約38円と非常にコスパが良く、食物繊維も豊富な健康的な副菜です。
調理のポイント
ごぼうは皮をむかず、たわしで洗うだけで栄養価が高まります。
ささがきにして水にさらし、にんじんと一緒に炒めて調味料で味付けするだけで完成です。
冷蔵保存で5日間日持ちするため、週の前半に作っておけば後半まで食べられます。
②鶏むね肉の塩麹漬け(約200円/4食分・冷凍2週間)
材料費の内訳
- 鶏むね肉500g:約150円
- 塩麹大さじ2:約50円
合計:約200円(4食分)
1食あたり約50円で、高たんぱく低脂質の優秀な主菜です。
調理のポイント
鶏むね肉を一口大にカットし、塩麹を揉み込んでジップロックで冷凍保存します。
食べる前日に冷蔵庫に移して解凍し、フライパンで焼くだけで完成です。
塩麹の効果で肉が柔らかくなり、パサつきがちな鶏むね肉もしっとりジューシーに仕上がります。
③もやしのナムル(約50円/4食分・冷蔵3日)
材料費の内訳
- もやし1袋(200g):約20円
- 調味料(ごま油・鶏がらスープの素・塩・白ごま):約30円
合計:約50円(4食分)
1食あたり約13円と、最もコスパが良い副菜です。
調理のポイント
もやしを電子レンジで3分加熱し、水気を切ってから調味料で和えるだけで完成します。
調理時間はわずか5分で、洗い物も少なく済みます。
もやしは傷みやすいため、購入したらすぐに調理して冷蔵保存しましょう。
④ひじきの煮物(約180円/6食分・冷凍1ヶ月)
材料費の内訳
- 乾燥ひじき20g:約100円
- にんじん1/2本:約30円
- 油揚げ1枚:約30円
- 調味料(醤油・みりん・砂糖・だし):約20円
合計:約180円(6食分)
1食あたり約30円で、鉄分・カルシウム・食物繊維が豊富な栄養満点の副菜です。
調理のポイント
乾燥ひじきを水で戻し、にんじん・油揚げと一緒に煮るだけで完成します。
冷凍保存で1ヶ月日持ちするため、多めに作っておけば長期間活用できます。
小分けにして冷凍しておくと、お弁当の隙間おかずとしても便利です。
⑤野菜たっぷり味噌汁の素(約300円/10食分・冷凍1ヶ月)
材料費の内訳
- キャベツ1/4玉:約50円
- にんじん1本:約60円
- 玉ねぎ1個:約40円
- しめじ1パック:約100円
- 味噌・だし:約50円
合計:約300円(10食分)
1食あたり約30円で、野菜をたっぷり摂れる汁物です。
調理のポイント
野菜を全てカットしてジップロックに小分けにし、味噌を加えて冷凍保存します。
食べる時は鍋に水と冷凍した味噌汁の素を入れて煮るだけで、5分で完成します。
野菜は冷凍することで細胞壁が壊れ、火の通りが早くなり、栄養素も溶け出しやすくなります。

作り置きが向かない人におすすめの代替節約法3選

「作り置きを試したけど続かない」「一人暮らしで量が合わない」という人には、作り置き以外の節約法がおすすめです。
以下に3つの代替手段を紹介します。
①「都度調理」で食材ロスゼロを目指す方法
作り置きが向かない人には、必要な時に必要な分だけ調理する「都度調理」が効率的です。
都度調理のメリット
- 食材を余らせず使い切れる
- 毎回作りたてを食べられる
- 飽きることがない
- 調理時間が1回15〜20分程度で済む
都度調理を効率化するコツ
①野菜は買ったらすぐにカットして冷蔵保存しておく
キャベツ・にんじん・玉ねぎなどは、購入したらすぐにカットしてタッパーに入れておくと、調理時間が半分になります。
②シンプルなレシピを5〜10個覚える
野菜炒め・親子丼・豚肉のしょうが焼き・鮭のホイル焼きなど、15分以内で作れるレシピをいくつか覚えておくと、献立に迷いません。
③調味料は合わせ調味料を活用
「焼肉のたれ」「めんつゆ」「ポン酢」などの合わせ調味料を使えば、味付けで悩む時間がなくなります。
参考:節約・時短に逆効果?『作り置き』をやめるべきはこんな人
②「下味冷凍」で時短と節約を両立する方法
下味冷凍とは、肉や魚に下味をつけてから冷凍保存し、食べる時に解凍して焼くだけで完成させる方法です。
作り置きよりも手間が少なく、都度調理よりも時短になるため、忙しい人に最適です。
下味冷凍のメリット
- 調理時間は10分程度(下味をつけるだけ)
- 食べる時は焼くだけで完成
- 冷凍保存で2〜4週間日持ちする
- 味が染み込んで美味しくなる
おすすめの下味冷凍レシピ
①豚こまのしょうが焼き
豚こま肉に醤油・みりん・酒・しょうがを揉み込んでジップロックで冷凍。
食べる時は解凍してフライパンで焼くだけ。
②鮭の味噌漬け
鮭の切り身に味噌・みりん・酒を塗ってラップで包んで冷凍。
食べる時は味噌を軽く拭き取ってグリルで焼くだけ。
③鶏もも肉の照り焼き
鶏もも肉に醤油・みりん・砂糖・にんにくを揉み込んでジップロックで冷凍。
食べる時は解凍してフライパンで焼くだけ。
参考:忙しい毎日を楽にする!時短・節約も叶う『冷凍作り置き』のすすめ
③一人暮らし・二人暮らしに最適な「半作り置き」戦略
一人暮らしや二人暮らしの場合、完成品を作り置きすると量が多すぎて飽きてしまいます。
そこでおすすめなのが、「半作り置き」です。
半作り置きとは?
野菜をカットしておく、下味をつけておく、だし汁を作っておくなど、調理の一部だけを事前に済ませておく方法です。
完成品を作り置きするよりも飽きにくく、都度調理よりも時短になります。
半作り置きの具体例
①野菜をカットして冷蔵保存
キャベツ・にんじん・ピーマン・玉ねぎなどをカットしてタッパーに入れておくと、炒め物や汁物がすぐに作れます。
②茹で野菜をストック
ブロッコリー・ほうれん草・小松菜などを茹でて冷蔵保存しておくと、サラダやおひたしにすぐ使えます。
③だし汁を冷凍保存
昆布と鰹節でだし汁を多めに作り、製氷皿で小分け冷凍しておくと、味噌汁や煮物にすぐ使えます。
④肉に下味をつけて冷凍
前述の「下味冷凍」と同じ方法です。
半作り置きのメリット
- 調理時間が半分になる
- 完成品を作り置きするより飽きにくい
- 少量でも無駄がない
- 保存期間が短いため食材が新鮮
まとめ|作り置きが節約にならない状態を抜け出す3つの鉄則

ここまで、作り置きが節約にならない原因と改善策を詳しく解説してきました。
最後に、作り置きで確実に節約するための3つの鉄則をまとめます。
鉄則①:作りすぎない(3日分が上限)
1週間分をまとめて作るのではなく、3日で食べ切る量だけ作ることを徹底しましょう。
これにより、飽きる前に食べ切れ、食材ロスを防げます。
週に2回作り置きをすることになりますが、1回あたりの調理時間が短く、負担も軽減されます。
鉄則②:買いすぎない(リスト厳守)
買い物前に必ず在庫確認をし、献立を決めてから買い物リストを作成してください。
スーパーに行ったら、リストに記載されたもの以外は絶対に買わないルールを守りましょう。
特売品に飛びつく衝動買いが、節約の最大の敵です。
鉄則③:数値で振り返る(月1回の食費チェック)
月に1回は食費を集計し、「今月はいくら節約できたか」を数値で把握しましょう。
具体的な数値を確認することで、モチベーションが維持され、改善点も見えてきます。
家計簿アプリを活用すれば、レシートを撮影するだけで自動集計できるため、手間もかかりません。
今週末、まずこれだけやってみよう【最小アクション】
いきなり全てを完璧にやろうとすると挫折しやすいので、まずは以下の最小アクションから始めてみてください。
ステップ①:冷蔵庫の在庫を確認する
今週末、冷蔵庫・冷凍庫・常温保存の食材を全てチェックし、スマートフォンで撮影しておきましょう。
ステップ②:3日分の献立を決める
在庫の食材を優先的に使い切る献立を3日分考え、紙に書き出してください。
ステップ③:買い物リストを作る
献立に必要な食材だけをリスト化し、それ以外は買わないと決めましょう。
ステップ④:3日分だけ作り置きする
今回紹介した節約メニュー(きんぴらごぼう・もやしのナムルなど)を参考に、3日分だけ作ってみてください。
この4ステップを実践するだけで、作り置きの節約効果を実感できるはずです。
よくある質問(FAQ)

Q. 一人暮らしでも作り置き節約はできますか?
A: 一人暮らしでも作り置き節約は可能ですが、量の調整が重要です。3日分を上限とし、1回に2〜3品だけ作るようにしましょう。また、完成品の作り置きよりも「下味冷凍」や「半作り置き(野菜をカットしておくだけ)」の方が飽きずに続けやすく、食材ロスも防げます。一人暮らしの場合は、都度調理でも十分効率的なので、自分のライフスタイルに合った方法を選んでください。
Q. 作り置きで月いくら節約できますか?
A: 家族構成や元の食費によって異なりますが、一般的には月3,000円〜10,000円の節約が可能です。4人家族で外食を週2回から週1回に減らし、コンビニ利用をゼロにできれば、月8,000円程度の削減が見込めます。ただし、作りすぎて捨てる、外食に逃げるなどの失敗をすると節約効果はゼロになるため、3日分の適量を守ることが重要です。
Q. 作り置きと都度調理、どっちが節約になりますか?
A: 家族構成と調理スキルによって異なります。3〜4人家族で週末に時間が取れる人は作り置きが効率的ですが、一人暮らしや二人暮らしの場合は都度調理の方が食材ロスが少なく、結果的に節約になることが多いです。また、調理が得意で短時間で複数品作れる人は都度調理でも十分効率的です。自分のライフスタイルに合った方法を選び、月1回食費を振り返ってどちらが節約になっているか確認しましょう。
Q. 作り置きが続かないのですが、どうすればいいですか?
A: 作り置きが続かない原因は、「作りすぎ」「時間がかかりすぎ」「飽きる」の3つです。まず、3日分だけ作る、調理時間を90分以内に抑える、味付けにバリエーションを持たせるなどの工夫をしてみてください。それでも続かない場合は、作り置きにこだわらず「下味冷凍」や「半作り置き」に切り替えることをおすすめします。無理に作り置きを続ける必要はなく、自分に合った節約法を見つけることが大切です。



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