「自炊すれば節約できるはずなのに、なぜか食費が減らない…」そんな悩みを抱えていませんか?実は、自炊で節約できる人とできない人には明確な違いがあります。一人暮らしの場合は特に、やり方を間違えると外食より高くつくことも。この記事では、自炊が節約にならない7つの原因と、月1〜2万円の節約を実現する具体的な改善策10選を徹底解説します。今日から実践できる方法ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。
【結論】自炊で節約できない人の共通点とは?

自炊で節約できない人には、いくつかの共通した特徴があります。
最も多いのが「計画なしに買い物をして食材を余らせてしまう」パターンです。
スーパーで安売りを見つけると、つい買ってしまい、結局使い切れずに捨てることになります。
また、調味料や光熱費などの隠れコストを計算に入れていないケースも多く見られます。
「食材費だけ」を見て自炊の方が安いと判断していると、実際には思ったほど節約できていないという事態に陥ります。
さらに、一人暮らしの場合は少量調理による食材単価の割高さが大きな壁となります。
家族向けの食材を買っても使い切れず、結果的にコストパフォーマンスが悪化するのです。
節約できる人・できない人の決定的な違い
節約に成功している人は、週単位で献立を決めて買い物リストを作成しています。
これにより、必要な食材だけを購入し、無駄な出費を徹底的に防いでいます。
一方、節約できない人はその日の気分で買い物をするため、食材の重複購入や使い切れない食材が発生しがちです。
また、節約成功者は冷凍保存や作り置きを活用して、食材ロスをゼロに近づけています。
買った食材をその日のうちに小分け冷凍したり、週末にまとめて調理して平日に食べたりする工夫をしています。
さらに、特売日を把握してまとめ買いすることで、食材費を大幅に削減しています。
週1回の買い物で済ませることで、衝動買いの機会も減らせるのです。
参考:一人暮らしの食費節約コツは何がある?無理せず続く具体策
正しく実践すれば月1〜2万円の節約は十分可能
自炊を正しく実践すれば、一人暮らしでも月1〜2万円の節約は十分実現可能です。
実際のデータを見てみましょう。
外食中心の生活では1日あたり約2,700円(朝食500円、昼食800円、夕食1,400円)かかり、月額では約8万1,000円になります。
一方、自炊中心にすると1日あたり約1,500円(3食で500円×3回)に抑えられ、月額では約4万5,000円です。
この差額は月3万6,000円にもなります。
さらに工夫すれば、自炊の食費を月3万円程度まで削減することも可能です。
これにより、外食との差額は月5万円以上になります。
ただし、これは「正しい自炊」を実践した場合の話です。
食材ロスが多かったり、調理頻度が低かったりすると、この節約効果は大幅に減少します。
自炊が節約にならない7つの原因【一人暮らしは要注意】

一人暮らしで自炊が節約にならない背景には、7つの主要な原因があります。
これらを理解することで、自分がどこでつまずいているのかが明確になります。
特に一人暮らしの場合は、スケールメリットが働かないため、外食や中食との差が縮まりやすいのです。
以下で、それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
原因①|一人分だけ作ると食材単価が割高になる
一人暮らしの自炊で最大の課題が、食材の少量購入による単価の高さです。
スーパーで販売されている野菜や肉は、基本的に2〜4人分を想定した量で売られています。
例えば、キャベツ1玉を買っても一人では使い切れず、半分腐らせてしまうことがあります。
少量パックを選ぶと、グラム単価が通常の1.5〜2倍になることも珍しくありません。
また、調理の手間を考えると、1食分だけ作るのは時間効率も悪くなります。
結果として、「少量調理」は食材費も時間コストも割高になり、節約効果が薄れるのです。
この問題を解決するには、まとめて調理して冷凍保存する習慣が不可欠です。
原因②|調味料・油など初期投資の負担が重い
自炊を始める際、多くの人が見落とすのが調味料や油の初期投資です。
醤油、みりん、砂糖、塩、油、酒など、基本的な調味料を一式揃えるだけで3,000〜5,000円かかります。
さらに、料理のレパートリーを増やそうとすると、オイスターソース、豆板醤、ごま油なども必要になり、出費はどんどん増えていきます。
これらは一度購入すれば長期間使えますが、自炊開始直後は大きな出費として家計を圧迫します。
そのため、最初の1〜2ヶ月は「自炊しているのに食費が高い」と感じることが多いのです。
この問題を避けるには、最初は基本の5つの調味料だけに絞り、徐々に増やしていくのがおすすめです。
原因③|光熱費を食費に含めていない
自炊のコスト計算で見落とされがちなのが光熱費です。
ガスコンロで30分調理すると、ガス代は約20〜30円かかります。
1日3食を毎日自炊すると、月のガス代は約1,800〜2,700円増加します。
さらに、冷蔵庫の電気代も忘れてはいけません。
食材をたくさん保管すれば、冷蔵庫の稼働時間も増え、電気代も上がります。
これらを含めると、自炊の実質コストは食材費だけより2,000〜3,000円高くなることがあります。
外食や中食と比較する際は、この隠れコストを必ず計算に入れる必要があります。
参考:『自炊すると節約になる』は間違いだった。お金のプロが明かす
原因④|時間コストを計算に入れていない
自炊には買い物・調理・片付けの時間がかかります。
1食あたりの調理時間を30分、片付けを10分とすると、合計40分が必要です。
これを1日3食、月30日続けると、月60時間を自炊に費やすことになります。
もし時給1,500円で働ける時間だとすると、その時間価値は月9万円に相当します。
もちろん、自炊の時間を全て仕事に置き換えられるわけではありませんが、時間コストの視点は重要です。
特に忙しい社会人の場合、自炊に時間を取られて残業ができなくなったり、副業の時間が減ったりすることもあります。
節約額と時間コストを天秤にかけ、自分にとって本当に得なのかを冷静に判断することが大切です。
原因⑤|特売日やまとめ買いを活用していない
自炊で節約するには、特売日を狙ったまとめ買いが非常に効果的です。
しかし、多くの人は「必要になったら買う」というスタイルで買い物をしています。
これでは、定価で購入することが多くなり、食材費が割高になります。
スーパーの特売日(多くは火曜・水曜・週末)を利用すれば、同じ食材を20〜30%安く購入できます。
例えば、鶏むね肉が通常100gあたり60円のところ、特売日には40円になることもあります。
週1回の特売日にまとめ買いをするだけで、月5,000円以上の節約も可能です。
さらに、買い物回数が減ることで、衝動買いも防げるというメリットもあります。
参考:一人暮らしの食費、1ヵ月の平均は?節約と自炊のコツを紹介
原因⑥|献立を決めずに買い物して食材ロスが発生
献立を決めずに買い物をするのは、自炊で失敗する最大の原因の一つです。
「安いから」という理由だけで食材を買っても、使い道が決まっていなければ結局使わないまま賞味期限が切れてしまいます。
農林水産省のデータによると、日本の家庭から出る食品ロスは年間約247万トンで、1世帯あたり年間約6万円分に相当します。
一人暮らしの場合でも、月3,000〜5,000円分の食材を捨てている可能性があるのです。
この問題を防ぐには、1週間分の献立を事前に決めて買い物リストを作ることが効果的です。
必要な食材だけを購入することで、食材ロスをほぼゼロにできます。
また、同じ食材を複数の料理で使い回す「リメイク料理」も、ロス削減に有効です。
原因⑦|外食・中食の「本当のコスト」と比較していない
自炊と外食を比較する際、単純に1食あたりの金額だけを見ていませんか?
実は、外食には「見えないコスト」があります。
例えば、外食では栄養バランスが偏りがちで、長期的には医療費が増える可能性があります。
また、外食の待ち時間や移動時間も時間コストとして考慮すべきです。
一方、中食(惣菜やコンビニ弁当)は便利ですが、添加物や塩分が多いという健康面のデメリットがあります。
さらに、コンビニでは「ついで買い」が発生しやすく、弁当以外にお菓子や飲み物を買ってしまうことが多いのです。
自炊と比較する際は、金額だけでなく時間・健康・満足度も含めた総合的な判断が必要です。
自炊・外食・中食のリアルなコスト比較【データ検証】

ここでは、自炊・外食・中食の実際のコストを具体的な数値で比較します。
単なる食材費だけでなく、光熱費や時間コストも含めたリアルな比較を行います。
これにより、自分のライフスタイルにどの選択肢が最適なのかが見えてきます。
一人暮らしの1ヶ月食費シミュレーション
一人暮らしの場合、食事スタイルによって月の食費は大きく変わります。
以下は、3つのパターンのシミュレーションです。
【パターンA:完全外食】
- 朝食:コンビニおにぎり2個+コーヒー 約500円
- 昼食:定食屋のランチ 約800円
- 夕食:居酒屋・ファミレス 約1,400円
- 1日合計:約2,700円
- 月額(30日):約8万1,000円
【パターンB:中食中心(コンビニ・スーパー惣菜)】
- 朝食:コンビニおにぎり+ヨーグルト 約350円
- 昼食:コンビニ弁当 約600円
- 夕食:スーパー惣菜+白米 約700円
- 1日合計:約1,650円
- 月額(30日):約4万9,500円
【パターンC:自炊中心】
- 朝食:自炊(卵かけご飯+味噌汁) 約150円
- 昼食:自炊(弁当持参) 約250円
- 夕食:自炊(肉or魚+野菜+ご飯) 約400円
- 1日合計:約800円
- 月額(30日):約2万4,000円
- 光熱費増加分:約2,000円
- 実質合計:約2万6,000円
この比較から、自炊は外食より月5万円以上、中食より月2万円以上安いことがわかります。
ただし、これは「食材ロスがない」「週1回のまとめ買い」を前提とした理想的なケースです。
参考:1カ月の自炊or中食or外食はどれくらいがおトク?1カ月の食費
二人暮らし以上なら自炊の節約効果は2倍以上に
自炊の節約効果は、世帯人数が増えるほど高くなる傾向があります。
理由は、まとめて調理することで食材の単価が下がり、調理の手間も分散されるためです。
例えば、二人暮らしの場合、1回の調理で2人分作っても手間はほぼ変わりません。
さらに、大容量パックの食材を購入できるため、グラム単価が大幅に下がります。
鶏むね肉の場合、少量パック(200g)は100gあたり70円ですが、大容量パック(1kg)なら100gあたり50円程度になります。
二人で食べれば、1kgも数日で消費できるため、食材ロスも発生しません。
試算すると、二人暮らしで自炊中心の食費は月4万〜5万円程度(一人あたり2万〜2.5万円)に抑えられます。
外食中心だと二人で月16万円以上かかるため、月10万円以上の節約が可能です。
「雑な自炊」は中食より高くつくという現実
自炊すれば必ず節約になるわけではありません。
実は、「雑な自炊」は中食より高くつくケースがあります。
例えば、以下のような自炊スタイルは要注意です。
- 献立を決めずに買い物して食材を余らせる
- 少量パックばかり買って単価が割高
- 調理頻度が低く、調味料が使い切れない
- 冷凍保存をせず、食材を腐らせる
このような「雑な自炊」だと、実質的な1食あたりのコストは700〜900円になることもあります。
一方、スーパーの惣菜なら1食500〜700円で購入できます。
さらに、自炊には調理時間と片付け時間がかかるため、時間コストを含めると中食の方が得という結論になります。
自炊で節約するには、計画的な買い物・効率的な調理・食材ロスゼロの3つが必須です。
参考:『自炊すると節約になる』は間違いだった。お金のプロが明かす
自炊で節約にならない状況を変える改善策10選

ここからは、自炊を節約につなげるための具体的な改善策を10個紹介します。
どれも今日から実践できる方法ばかりです。
全てを一度に取り入れる必要はありません。
自分に合いそうなものから少しずつ試してみてください。
改善策①|週1回のまとめ買いに切り替える
買い物の頻度を減らすことは、衝動買いを防ぐ最も効果的な方法です。
毎日スーパーやコンビニに寄ると、つい余計なものを買ってしまいます。
週1回、特売日にまとめ買いをすることで、計画的な買い物が可能になります。
まとめ買いのメリットは以下の通りです。
- 特売品を活用できるため、食材費が20〜30%削減できる
- 買い物リストに沿って購入するため、無駄買いが減る
- 買い物の移動時間・労力が週1回で済む
- 冷蔵庫の在庫管理がしやすくなる
買い物の前には、1週間の献立を決めて買い物リストを作成しましょう。
スマホのメモアプリに記録しておけば、買い忘れも防げます。
参考:一人暮らしの食費節約コツは何がある?無理せず続く具体策
改善策②|節約効果の高い食材を主軸にする
食材選びを工夫するだけで、食費は大幅に削減できます。
コスパの良い食材を主軸にすることで、栄養バランスを保ちながら節約が可能です。
以下は、節約効果の高い食材リストです。
【タンパク質源】
- 鶏むね肉:100gあたり50〜70円、高タンパク低脂肪
- 豚こま切れ肉:100gあたり80〜100円、使い回しやすい
- 卵:1個20〜30円、完全栄養食
- 豆腐:1丁30〜50円、低カロリー高タンパク
- 納豆:1パック30〜50円、発酵食品で健康的
【野菜】
- もやし:1袋20〜30円、ビタミンC豊富
- キャベツ:1玉150〜250円、日持ちする
- 玉ねぎ:1個30〜50円、常温保存可能
- にんじん:1本30〜50円、栄養価が高い
- 冷凍野菜:季節に左右されず安定価格
【主食】
- 白米:5kgで1,500〜2,000円、1食あたり50円程度
- パスタ:1kgで300〜500円、長期保存可能
- うどん:1玉20〜30円、調理が簡単
これらの食材を組み合わせれば、1食200〜300円で栄養バランスの取れた食事が作れます。
改善策③|買ったその日に小分け冷凍を徹底する
食材ロスを防ぐ最強の方法が即日小分け冷凍です。
買い物から帰ったその日に、肉や野菜を使いやすい量に小分けして冷凍しましょう。
この習慣をつけることで、食材を腐らせることがほぼゼロになります。
【冷凍保存のコツ】
- 肉は1食分(100〜150g)ずつラップで包み、冷凍用保存袋へ
- 野菜は洗って切ってから冷凍すると調理時に便利
- ご飯は1食分ずつラップで包み、平たくして冷凍
- 冷凍日を油性ペンでメモしておく
- 冷凍保存期間:肉は1ヶ月、野菜は2週間、ご飯は2週間が目安
特に一人暮らしの場合、冷凍保存は必須スキルです。
大容量パックを買っても、即日冷凍すれば食材ロスを心配する必要がありません。
参考:一人暮らしの自炊は副業並みにお得!食費節約&健康メリット
改善策④|作り置き・使い回しで食材ロスをゼロにする
作り置きは、時間も食材も節約できる最高の方法です。
週末に2〜3時間かけてまとめて調理すれば、平日は温めるだけで食事ができます。
また、同じ食材を複数の料理で使い回すことで、食材ロスがゼロになります。
【使い回しの例:鶏むね肉1kgの場合】
- 300g:鶏ハム(作り置き)
- 300g:チキンカレー
- 200g:鶏そぼろ(冷凍保存)
- 200g:蒸し鶏サラダ
【使い回しの例:キャベツ1玉の場合】
- 1/4:コールスロー(作り置き)
- 1/4:野菜炒め
- 1/4:お好み焼き
- 1/4:味噌汁の具
このように計画的に使い回せば、食材を最後まで無駄なく使い切ることができます。
作り置きは密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、3〜4日以内に食べ切るのが基本です。
改善策⑤|業務スーパー・ドラッグストアを使い分ける
買い物をする店を工夫するだけで、食費は大きく変わります。
業務スーパーは大容量・低価格が魅力で、冷凍食品や調味料が特に安いです。
例えば、冷凍野菜(ブロッコリー、ほうれん草など)は500gで100〜150円程度で購入できます。
また、ドラッグストアは意外と食品が安く、特に調味料・レトルト食品・飲料がスーパーより20〜30%安いことがあります。
【店舗の使い分け例】
- 業務スーパー:冷凍食品、調味料、大容量パックの食材
- ドラッグストア:調味料、飲料、日用品
- 一般スーパー:生鮮食品(肉、魚、野菜)
- コンビニ:緊急時のみ利用(日常的には使わない)
この使い分けを実践するだけで、月3,000〜5,000円の節約が可能です。
ただし、複数の店舗を回るのは時間がかかるため、週1回のまとめ買いの日に効率的に回るのがおすすめです。
改善策⑥|調味料は「基本の5つ」だけで始める
自炊初心者が陥りがちなのが、調味料を揃えすぎることです。
最初から多くの調味料を買うと、初期投資が大きくなり、使い切れずに無駄になることもあります。
自炊を始める際は、基本の5つの調味料だけで十分です。
【基本の調味料5つ】
- 醤油:和食全般に必須
- 塩:味付けの基本
- 砂糖:甘みと照りを出す
- 油(サラダ油またはオリーブオイル):炒め物に使用
- 顆粒だし(和風・中華):簡単に味が決まる
この5つがあれば、炒め物・煮物・汁物・焼き物など、ほとんどの基本料理が作れます。
慣れてきたら、みりん・酒・味噌・マヨネーズ・ケチャップなどを追加していきましょう。
調味料は一度購入すれば数ヶ月持つため、最初だけコストがかかりますが、長期的には十分に元が取れます。
改善策⑦|電子レンジ調理で光熱費を半分にする
光熱費を削減するには、電子レンジ調理が非常に効果的です。
ガスコンロで30分調理すると約20〜30円かかりますが、電子レンジなら約10〜15円で済みます。
さらに、電子レンジは調理時間も短縮できるため、時間コストの削減にもつながります。
【電子レンジで作れる料理】
- 温野菜:ブロッコリー、にんじん、じゃがいもなど
- 蒸し鶏:鶏むね肉に酒をかけてラップしてチン
- オムレツ:卵液を耐熱容器に入れて加熱
- パスタ:専用容器で茹でられる
- カレーやシチュー:耐熱容器で具材と調味料を加熱
電子レンジ調理用の耐熱容器やシリコンスチーマーがあれば、洗い物も減らせるというメリットもあります。
光熱費を月2,000円削減できれば、年間で2万4,000円の節約になります。
改善策⑧|週1〜2回は「自炊しない日」を計画的に作る
自炊で挫折する最大の理由は、「毎日やらなければ」というプレッシャーです。
完璧を目指す必要はありません。
週1〜2回は計画的に外食や中食を取り入れることで、ストレスなく自炊を継続できます。
例えば、以下のようなルールを作ると良いでしょう。
- 金曜日の夜は外食デー(週末のご褒美)
- 水曜日の昼はコンビニ弁当OK(週半ばの息抜き)
- 疲れた日は無理せずスーパー惣菜を利用
このように「自炊しない日」を計画に組み込むことで、自炊を義務ではなく習慣にできます。
週5日自炊できれば十分に節約効果があります。
完璧主義にならず、7割の継続を目指しましょう。
改善策⑨|家計簿アプリで食費を可視化する
自炊で節約できているかを確認するには、家計簿アプリでの可視化が効果的です。
何にいくら使っているのかが一目でわかるため、無駄遣いに気づきやすくなります。
おすすめの家計簿アプリは以下の通りです。
- マネーフォワードME:銀行口座・クレジットカードと連携可能
- Zaim:レシート撮影で自動入力
- 家計簿アプリ おカネレコ:シンプルで使いやすい
特に、「食費」のカテゴリを細分化すると効果的です。
- 食材費(自炊用)
- 外食費
- 中食費(コンビニ・惣菜)
- 飲料・お菓子
このように分類することで、どこに無駄があるのかが明確になります。
月末に振り返りをして、翌月の目標を設定する習慣をつけましょう。
改善策⑩|最初は「月3.5万円以内」を目標にする
自炊を始める際、いきなり「月2万円以内」を目指すと挫折しやすいです。
最初は無理のない目標設定が大切です。
一人暮らしの場合、まずは月3.5万円以内を目標にしましょう。
これは1日あたり約1,170円、3食で割ると1食390円の計算です。
この目標なら、週1〜2回の外食や中食を含めても達成可能です。
慣れてきたら、徐々に目標を下げていきましょう。
【段階的な目標設定例】
- 第1ヶ月:月3.5万円以内(自炊の習慣化)
- 第2〜3ヶ月:月3万円以内(まとめ買い・冷凍保存の定着)
- 第4ヶ月以降:月2.5万円以内(作り置き・使い回しの実践)
急激な節約は長続きしません。
小さな成功体験を積み重ねることが、自炊継続の秘訣です。
食材費5,000円以下で作る1週間の節約献立【実践例】

ここでは、食材費5,000円以内で1週間分の献立を作る実践例を紹介します。
買い物リストと具体的なメニューを示すので、そのまま真似してみてください。
この献立は一人暮らしを想定しており、朝・昼・夕の3食を自炊する内容です。
月曜〜日曜の具体的なメニューと買い物リスト
【買い物リスト(合計約5,000円)】
- 鶏むね肉 1kg:500円
- 豚こま切れ肉 500g:400円
- 卵 10個パック:250円
- 豆腐 3丁:150円
- 納豆 3パック:150円
- キャベツ 1玉:200円
- もやし 3袋:90円
- にんじん 3本:150円
- 玉ねぎ 3個:150円
- 冷凍ブロッコリー 500g:150円
- 白米 5kg:1,800円
- パスタ 500g:150円
- 調味料・油(既に持っている前提)
合計:約4,990円
【1週間の献立例】
月曜日
- 朝:卵かけご飯+納豆
- 昼:鶏むね肉の照り焼き弁当(ご飯、鶏肉、野菜炒め)
- 夕:豚肉ともやしの炒め物+味噌汁(豆腐、わかめ)
火曜日
- 朝:目玉焼き+トースト
- 昼:チキンカレー弁当(前日の鶏肉リメイク)
- 夕:パスタ(ペペロンチーノ)+サラダ(キャベツ、にんじん)
水曜日
- 朝:納豆ご飯+味噌汁
- 昼:豚こま炒め弁当(ご飯、豚肉、もやし)
- 夕:麻婆豆腐+ご飯+ブロッコリーのおかか和え
木曜日
- 朝:卵かけご飯+納豆
- 昼:鶏そぼろ丼弁当(鶏むね肉のそぼろ)
- 夕:野菜炒め(豚肉、キャベツ、にんじん、もやし)+ご飯
金曜日
- 朝:目玉焼き+ご飯+味噌汁
- 昼:パスタ弁当(前日の残り)
- 夕:鶏むね肉の塩焼き+野菜サラダ+ご飯
土曜日
- 朝:納豆ご飯+卵焼き
- 昼:豚丼(豚こま、玉ねぎ)
- 夕:麻婆豆腐(リメイク)+ご飯+ブロッコリー
日曜日
- 朝:卵かけご飯+味噌汁
- 昼:お好み焼き(キャベツ、卵、豚肉)
- 夕:鶏むね肉の蒸し鶏+野菜サラダ+ご飯
この献立なら、1週間で5,000円以内、1食あたり約240円で済みます。
食材の使い回しポイントを徹底解説
上記の献立では、同じ食材を複数の料理で使い回すことで、食材ロスをゼロにしています。
具体的な使い回しのポイントを解説します。
【鶏むね肉1kgの使い回し】
- 300g:照り焼きチキン(月曜夕食)
- 200g:チキンカレー(火曜昼食)
- 200g:鶏そぼろ(木曜昼食)
- 300g:塩焼き・蒸し鶏(金曜・日曜夕食)
鶏むね肉は買った日に小分け冷凍しておけば、使いたい分だけ解凍できます。
【キャベツ1玉の使い回し】
- 1/4:野菜炒め(月曜夕食)
- 1/4:サラダ(火曜夕食)
- 1/4:野菜炒め(木曜夕食)
- 1/4:お好み焼き(日曜昼食)
キャベツはカットしてジップロックに入れ、冷蔵保存すると日持ちします。
【卵10個の使い回し】
- 卵かけご飯:4個
- 目玉焼き:2個
- 卵焼き:2個
- お好み焼き:2個
卵は完全栄養食で、どんな料理にも使える万能食材です。
このように、1つの食材を複数の調理法で展開することで、飽きずに食べ切ることができます。
それでも自炊が合わない人への代替案

自炊が節約に有効だとわかっていても、どうしても続かない人もいます。
その場合は、無理に自炊にこだわる必要はありません。
ここでは、自炊以外で食費を抑える代替案を紹介します。
ミールキット・宅配弁当という選択肢
ミールキットは、レシピと食材がセットになったサービスです。
献立を考える手間がなく、食材も使い切りサイズなので、自炊初心者に最適です。
主なミールキットサービス:
- Oisix:有機野菜を使用、1食あたり600〜800円
- ヨシケイ:毎日配達、1食あたり500〜700円
- パルシステム:生協系、1食あたり400〜600円
ミールキットは完全自炊より高いですが、外食よりは大幅に安く、栄養バランスも整っています。
また、宅配弁当も選択肢の一つです。
- nosh(ナッシュ):1食599円〜、冷凍で届く
- 三ツ星ファーム:1食680円〜、管理栄養士監修
- まごころケア食:1食480円〜、高齢者向けだが一人暮らしにも人気
宅配弁当は調理不要・後片付け不要なので、時間コストがゼロです。
自炊が苦手な人は、週の半分を宅配弁当にして、残り半分を簡単な自炊にするのもおすすめです。
時短調理家電で「手間」だけ削減する方法
自炊の最大の障壁は「手間と時間」です。
それを解決するのが、時短調理家電です。
初期投資はかかりますが、長期的には大きな節約につながります。
【おすすめの時短調理家電】
- 電気圧力鍋:材料を入れてボタンを押すだけ。煮込み料理が30分で完成。価格は1万〜2万円
- ホットクック:自動調理鍋。予約調理もでき、帰宅時には料理が完成。価格は3万〜5万円
- 電子レンジ調理器:パスタや米が電子レンジで調理可能。価格は1,000〜3,000円
- ブレンダー:スープや離乳食が簡単に作れる。価格は3,000〜1万円
特に電気圧力鍋は、忙しい一人暮らしに最適です。
材料を入れてスイッチを押せば、放置している間に料理が完成します。
調理中に他のことができるため、時間の有効活用が可能です。
初期投資は必要ですが、3〜6ヶ月で元が取れる計算になります。
まとめ|自炊を節約につなげるために今日からやるべき3つのこと

この記事では、自炊が節約にならない原因と、その改善策を詳しく解説しました。
最後に、今日から実践すべき3つのアクションをまとめます。
【今日からやるべき3つのこと】
- 1週間の献立を決めて買い物リストを作る
計画的な買い物が、食材ロスと衝動買いを防ぎます。スマホのメモアプリに記録しておきましょう。 - 買った食材をその日のうちに小分け冷凍する
食材を腐らせることがなくなり、必要な分だけ使えるようになります。冷凍保存は節約の必須スキルです。 - 家計簿アプリで食費を可視化する
何にいくら使っているかを把握することで、無駄遣いに気づけます。月末に振り返りをして、翌月の目標を設定しましょう。
自炊は正しく実践すれば、月1〜2万円の節約が十分可能です。
ただし、完璧を目指す必要はありません。
週5日自炊できれば十分に効果があります。
自分のペースで無理なく続けることが、長期的な節約成功のカギです。
まずは月3.5万円以内を目標に、できることから始めてみましょう。


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