節約できない人の特徴7選|タイプ別診断と「仕組み化」で貯まる体質に変わる方法

節約できない人の特徴7選|タイプ別診断と「仕組み化」で貯まる体質に変わる方法

「今月も貯金できなかった…」と自己嫌悪に陥っていませんか?実は節約できないのは意志の弱さではなく、『仕組みがない』ことが最大の原因です。日本人の約26%は貯蓄ゼロというデータもあり、あなただけではありません。この記事では、節約できない人に共通する7つの特徴と、タイプ別の具体的な改善策を解説します。完璧を目指さず、小さな仕組みづくりから始めれば、誰でも貯まる体質に変われます。

目次

節約できない人は「意志が弱い」のではなく「仕組みがない」だけ

節約できない人は「意志が弱い」のではなく「仕組みがない」だけ

節約できない自分を責めていませんか?

しかし、節約が続かない最大の理由は意志の弱さではなく、『自動化された仕組み』がないことです。

人間の意志力には限界があり、毎日「節約しよう」と意識し続けるのは脳に大きな負担をかけます。

一方、貯金できる人は意志力に頼らず、給料日に自動で積立貯金が引き落とされる仕組みや、クレジットカードの利用履歴を自動で家計簿アプリに記録する仕組みを構築しています。

つまり、「頑張らなくても貯まる環境」を先に作っているのです。

例えば、毎月給料日に3万円を自動で別口座に移す設定をしておけば、意識せずとも年間36万円が貯まります。

このように、仕組み化こそが節約成功の鍵であり、意志の強さとは無関係なのです。

日本人の約26%は貯蓄ゼロ|あなただけではない

「貯金できないのは自分だけ?」と孤独を感じているかもしれませんが、実はそうではありません。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、単身世帯の約26%、二人以上世帯の約22%が金融資産を保有していないというデータがあります。

つまり、日本人の4〜5人に1人は貯蓄ゼロという状況です。

特に20代〜30代の若年層では、奨学金返済や低賃金、物価高騰の影響で貯金が困難な状況が続いています。

さらに、SNSで見かける「月10万円貯金」「20代で資産1000万円」といった投稿は、実は少数派の成功例に過ぎません。

多くの人が節約や貯金に苦労しているのが現実であり、あなただけが特別にできていないわけではないのです。

この事実を知ることで、自分を過度に責めず、前向きに改善策を探す気持ちが生まれます。

参考:貯蓄できない人とできる人、その違いとは?貯蓄方法も解説

節約できないのは病気?買い物依存症との違い

「節約できないのは病気なのでは?」と不安になる方もいますが、単なる浪費癖と買い物依存症は明確に異なります

買い物依存症(強迫的購買障害)は、買い物をしないと強い不安やストレスを感じ、購入後に罪悪感や後悔があるにもかかわらず、繰り返し衝動買いをしてしまう精神疾患です。

日常生活や人間関係に支障をきたし、借金を重ねても買い物をやめられない場合は、専門医の診断が必要です。

一方、一般的な節約できない人は「計画性の欠如」「仕組みの不在」が原因であり、病的なレベルではありません。

例えば、「セールだから買った」「なんとなく欲しくなった」という理由での購入は、習慣の問題であり、改善可能です。

ただし、以下のような症状がある場合は注意が必要です。

  • 買い物をしないと落ち着かず、常にストレスを感じる
  • 購入後に必ず後悔するが、翌日また買ってしまう
  • 借金をしてまで買い物を続けている
  • 家族や友人から買い物のことで何度も注意されている

これらに複数当てはまる場合は、心療内科や精神科に相談することをおすすめします。

しかし、大半の方は「習慣と仕組みの改善」で十分に節約体質に変われます。

節約できない人に共通する特徴7選【心理・行動パターン別】

節約できない人に共通する特徴7選【心理・行動パターン別】

節約できない人には、共通する心理パターンや行動習慣があります。

ここでは、多くの人が陥りがちな7つの特徴を具体的に解説します。

自分に当てはまる項目をチェックし、原因を客観的に把握することが改善の第一歩です。

特徴①「なんとなく」でお金を使う(ラテマネーの罠)

「なんとなく」の積み重ねが、年間数十万円の浪費につながっています

「ラテマネー」とは、毎日のコーヒー代やコンビニでの少額支出など、意識せずに消えていく小さな出費のことです。

例えば、毎日500円のカフェラテを買うと、月15,000円、年間18万円の出費になります。

コンビニでの「ついで買い」も同様で、飲み物とお菓子で毎回300円使うと、週5日で月6,000円、年間7万円以上が消えます。

これらの支出は1回あたりが少額なため、「これくらいいいだろう」と罪悪感なく繰り返してしまうのが特徴です。

しかし、年間で計算すると20万〜30万円規模の浪費になっており、貯金できない最大の原因となっています。

対策としては、コンビニに立ち寄る回数を週3回に減らす、カフェは週末のみにするなど、「意識的なルール設定」が有効です。

参考:貯金できない人が貯金する方法とは|すぐに実践できるポイント

特徴②「自分へのご褒美」が週1回以上ある

「頑張った自分へのご褒美」という言葉に、つい財布の紐が緩んでいませんか?

ご褒美の頻度が週1回以上になっている場合、それは習慣的な浪費です。

本来、ご褒美は「特別な成果を出したとき」に与えるものであり、毎週のように発生するものではありません。

例えば、毎週金曜日に「今週も頑張ったから」と3,000円のディナーを食べると、月12,000円、年間14万円以上の出費になります。

さらに、「疲れたから」「ストレス解消」という理由でのショッピングも、ご褒美消費の一種です。

このパターンに陥る人は、「お金を使うこと=自分を癒す手段」と無意識に結びつけている可能性があります。

改善策としては、ご褒美の頻度を「月1回」に限定し、金額も事前に決めておくことが重要です。

また、お金を使わないご褒美(好きな映画を観る、ゆっくり入浴するなど)に置き換えることで、満足度を保ちながら節約できます。

参考:貯金できない人に共通する3つの原因。ズボラでも確実に貯める方法

特徴③ 見栄やSNS映えを気にしすぎる

SNS時代の節約の大敵は、「他人からどう見られるか」という見栄消費です。

インスタ映えするカフェ、話題のスポット、流行のファッションなど、『投稿のため』の支出が積み重なっています

例えば、月に2回インスタ映えカフェに行き、1回3,000円使うと年間7万円以上の出費です。

さらに、友人との食事で「ここは割り勘じゃなくて自分が奢る」と見栄を張ったり、ブランド品を無理して購入したりする行動も、見栄消費の典型例です。

この心理の背景には、「他人に貧乏だと思われたくない」「充実した生活をアピールしたい」という承認欲求があります。

しかし、SNSで見る他人の生活は『切り取られた一部』に過ぎず、現実とは異なることを理解する必要があります。

対策としては、SNS投稿を目的とした外出を月1回に制限する、フォローするアカウントを見直すなどが有効です。

また、「自分が本当に楽しいか」を基準に行動を選ぶことで、無駄な見栄消費を減らせます。

参考:貯金できない人が貯金する方法とは|すぐに実践できるポイント

特徴④ 収支を把握していない(今月いくら使ったか言えない)

「今月いくら使いましたか?」と聞かれて即答できない人は要注意です。

収支の把握ができていないことは、節約失敗の最大の原因です。

自分がどこにいくら使っているか分からなければ、改善のしようがありません。

例えば、クレジットカードの明細を確認せず、引き落とし日に「こんなに使ってたの?」と驚く経験はありませんか?

これは典型的な収支管理不足のサインです。

貯金できる人は、少なくとも「固定費(家賃・通信費など)」と「変動費(食費・娯楽費など)」の月間予算を把握しています。

一方、節約できない人は「給料が入ったら使えるだけ使う」という無計画な消費パターンに陥りがちです。

改善策としては、まず1ヶ月間、全ての支出を記録することから始めましょう。

家計簿アプリ(マネーフォワードME、Zaimなど)を使えば、クレジットカードや銀行口座と自動連携でき、手間なく収支を可視化できます。

参考:貯蓄できない人とできる人、その違いとは?貯蓄方法も解説

特徴⑤「安いから」「セールだから」で買い物をする

「50%オフ!」「今だけ限定価格!」という言葉に弱くありませんか?

『安いから買う』という判断基準は、実は最も無駄遣いを生む思考パターンです。

例えば、定価5,000円のシャツが2,000円になっていたとします。

一見お得に見えますが、そもそも「今すぐ必要か?」「本当に気に入っているか?」を考えずに購入すると、結局着ないまま終わります。

この場合、2,000円は『節約』ではなく『浪費』です。

さらに、「まとめ買いでお得」も罠です。

食品の場合、賞味期限内に消費できずに廃棄すれば、結果的に損をします。

本当の節約は『安いから買う』ではなく、『必要なものを適正価格で買う』ことです。

対策としては、買い物前に「本当に必要か?」「代用できるものを持っていないか?」を自問する習慣をつけましょう。

また、セール品を見ても即決せず、24時間考える『24時間ルール』を導入すると、衝動買いを大幅に減らせます。

参考:「食費を節約できない人」が買い続けている5つのもの

特徴⑥「来月から節約する」が口癖(先延ばしグセ)

「来月から本気出す」「ボーナスが入ったら貯金する」という言葉、何度口にしましたか?

先延ばしグセは、節約を永遠にスタートさせない最大の敵です。

心理学では、この現象を『現在バイアス』と呼びます。

人間は目の前の快楽(今すぐ欲しいものを買う)を優先し、将来の利益(貯金で得られる安心感)を過小評価する傾向があります。

例えば、「今月は飲み会が多かったから来月から節約」と言い続けた結果、1年経っても貯金ゼロ、というパターンは非常に多いです。

また、「完璧なタイミングを待つ」心理も先延ばしの原因です。

「給料が上がってから」「引っ越しが終わってから」と理由をつけていると、永遠に始められません。

改善策は、『今日からできる小さな1歩』を踏み出すことです。

例えば、「今日から毎日100円を貯金箱に入れる」「今週はコンビニに寄らない」など、ハードルを極限まで下げた目標を設定しましょう。

小さな成功体験の積み重ねが、先延ばしグセを断ち切る鍵です。

参考:なぜ節約できない?大切なのは面倒くさいのコントロール

特徴⑦ 完璧を目指して3日で挫折する

「今月から毎日家計簿をつける!外食ゼロ!」と意気込んで、3日で挫折した経験はありませんか?

完璧主義は節約の継続を妨げる大きな要因です。

完璧主義型の人は、「100点でなければ意味がない」と考え、少しでも目標から外れると「もうダメだ」と全てを投げ出してしまいます。

例えば、毎日家計簿をつけると決めたのに1日忘れただけで「続かなかった」と諦めてしまうパターンです。

しかし、節約は『完璧にできるか』ではなく『続けられるか』が重要です。

週に1回10分だけ家計簿を振り返るだけでも、毎日完璧につけるより遥かに効果があります。

また、「外食ゼロ」ではなく「外食を月4回までに減らす」など、現実的で達成可能な目標設定が継続のコツです。

完璧を目指さず、「60点でOK」「できなかった日があっても翌日からまた始める」という柔軟な姿勢が、節約成功への近道です。

参考:なぜ節約できない?大切なのは面倒くさいのコントロール

【自己診断】節約できない人のタイプ別チェックリスト

【自己診断】節約できない人のタイプ別チェックリスト

節約できない原因は人それぞれ異なります。

ここでは、3つのタイプに分けて自己診断チェックリストを用意しました。

自分がどのタイプに当てはまるかを確認し、次章の改善策につなげましょう。

衝動買い型の特徴と傾向

衝動買い型は、感情に左右されやすく、『今欲しい』という気持ちを抑えられないタイプです。

以下のチェックリストで、3つ以上当てはまれば衝動買い型の可能性が高いです。

  • ネットショッピングで『カートに入れる』ボタンを押すのが癖になっている
  • 「限定」「残りわずか」という言葉に弱い
  • ストレスが溜まると買い物でスッキリしたくなる
  • 購入後に「なんで買ったんだろう」と後悔することが多い
  • 財布に現金がなくてもクレジットカードで買ってしまう
  • 買い物リストを作らずに店に行く
  • セールやポイント倍増日を見逃さない

衝動買い型の人は、『欲しい』という感情と『必要』という判断を区別できていないのが特徴です。

また、買い物が『ストレス解消の手段』になっている場合、根本的なストレス源の解決も必要です。

このタイプには、後述する『24時間ルール』が非常に有効です。

管理苦手型の特徴と傾向

管理苦手型は、収支の把握や計画が苦手で、『気づいたらお金がない』状態になるタイプです。

以下のチェックリストで、3つ以上当てはまれば管理苦手型です。

  • 今月いくら使ったか即答できない
  • クレジットカードの明細を確認しない
  • 家計簿をつけたことがない、または3日で挫折した
  • 銀行口座の残高を把握していない
  • レシートを財布に溜め込んでいる(またはすぐ捨てる)
  • 固定費(通信費・保険など)を見直したことがない
  • 給料日前はいつも金欠状態

管理苦手型の人は、悪意なく浪費しているのが特徴です。

「節約したい気持ちはあるけど、何から始めればいいか分からない」という状態に陥りがちです。

このタイプには、『3つの口座で自動化する仕組み』が最適です。

手間をかけずに自動的にお金が貯まる環境を作ることで、管理能力に頼らず節約できます。

参考:貯蓄できない人とできる人、その違いとは?貯蓄方法も解説

完璧主義型の特徴と傾向

完璧主義型は、高い目標を設定しすぎて挫折を繰り返すタイプです。

以下のチェックリストで、3つ以上当てはまれば完璧主義型です。

  • 「今月から毎日家計簿」など高い目標を立てがち
  • 1回でもルールを破ると「もうダメだ」と諦める
  • 節約本やブログを読み込むが実行に移せない
  • 他人の節約成功例と自分を比較して落ち込む
  • 「完璧にできないならやらない」と考えてしまう
  • 細かい支出まで全て記録しようとして疲れる
  • 節約を始めると極端に我慢しすぎてストレスが溜まる

完璧主義型の人は、『理想が高すぎること』が節約失敗の原因です。

「月5万円貯金」ではなく「まず月5,000円から」というように、ハードルを下げることが重要です。

また、「毎日完璧」を目指すのではなく、『週1回10分の振り返り』で十分効果があります。

このタイプには、後述する『小さな成功体験の積み重ね』が最も有効です。

【タイプ別】節約できない人が今日から始める改善策

【タイプ別】節約できない人が今日から始める改善策

自分のタイプが分かったら、次は具体的な改善策を実践しましょう。

ここでは、タイプ別に『今日から始められる』具体的な方法を紹介します。

衝動買い型→「24時間ルール」と「買い物リスト死守」

衝動買い型の人には、『24時間ルール』が最も効果的です。

これは、「欲しいと思ったものを即座に買わず、24時間待ってから購入するかを判断する」というシンプルなルールです。

多くの場合、24時間後には「別に要らなかったかも」と冷静になれます。

実際、ある調査では、カートに入れた商品の約70%は24時間後に購入されないというデータもあります。

具体的な実践方法は以下の通りです。

  1. 欲しいものを見つけたら、スマホのメモやカートに保存だけする
  2. 24時間後、もう一度その商品ページを見る
  3. 「今でも欲しいか?」「本当に必要か?」を自問する
  4. それでも欲しければ購入、迷ったら見送り

さらに、『買い物リスト死守』も重要です。

スーパーやネットショップに行く前に、必要なものだけをリスト化し、リスト以外は絶対に買わないと決めましょう。

これにより、「ついで買い」や「目に入ったから買う」という衝動を防げます。

また、ネットショッピングではブラウザのブックマークや「お気に入り」を定期的に見直し、古いものは削除する習慣もおすすめです。

管理苦手型→「3つの口座」で自動化する仕組みづくり

管理が苦手な人は、『意識しなくても貯まる仕組み』を作ることが最優先です。

そのための最適解が『3つの口座』による資金管理です。

  • ①貯金用口座:給料日に自動で積立される口座(絶対に引き出さない)
  • ②固定費用口座:家賃・光熱費・通信費など固定費の引き落とし専用
  • ③生活費用口座:食費・交際費など変動費に使う口座

この仕組みの最大のメリットは、『先取り貯金』が自動で完了する点です。

給料が入ったら、まず貯金用口座に自動で一定額(例:給料の10〜20%)が移動する設定をしておきます。

残ったお金で生活するため、「余ったら貯金」ではなく「貯金してから使う」習慣が自然と身につきます。

具体的な設定方法は以下の通りです。

  1. 銀行の自動積立サービス(定額自動入金)を利用
  2. 給料日の翌日に、貯金用口座へ自動で3万円移動する設定
  3. 固定費用口座には家賃+光熱費+通信費の合計額を入れておく
  4. 生活費用口座の残高だけを意識して生活

この方法なら、家計簿をつけなくても、『生活費口座の残高=今月使えるお金』が一目瞭然です。

また、貯金用口座は『見えない口座』として扱い、キャッシュカードを持ち歩かないことで、衝動的な引き出しを防げます。

参考:貯金できない人に共通する3つの原因。ズボラでも確実に貯める方法

完璧主義型→「週1回10分の振り返り」だけでOK

完璧主義型の人は、「毎日家計簿」ではなく『週1回10分の振り返り』で十分です。

完璧を目指さず、ゆるく続けることが成功の鍵です。

具体的な振り返り方法は以下の通りです。

  1. 毎週日曜日の夜など、固定の時間を決める
  2. 家計簿アプリ(マネーフォワードME、Zaimなど)を開く
  3. 今週の支出をざっくり確認(細かい分類は不要)
  4. 「使いすぎた項目はあるか?」「来週気をつけることは?」をメモ
  5. 10分経ったら終了(完璧にしなくてOK)

この方法の重要なポイントは、『完璧にやらなくても継続することに意味がある』と理解することです。

たとえ週に1回忘れても、「来週からまたやればいい」と気楽に考えましょう。

また、目標設定も『月5,000円貯金』など、達成可能な低いハードルから始めることが大切です。

小さな成功体験を積み重ねることで、「自分にもできる」という自信がつき、自然と節約習慣が定着します。

さらに、『できたことリスト』をつけるのもおすすめです。

「今週はコンビニに行かなかった」「外食を1回減らせた」など、小さな成功を記録することで、モチベーションが維持できます。

節約できない人でも挫折しない3つのコツ

節約できない人でも挫折しない3つのコツ

どのタイプにも共通する、節約を継続するための3つのコツを紹介します。

これらを実践すれば、無理なく節約体質に変われます。

コツ①「減らす」より「置き換える」発想で満足度キープ

節約で挫折する最大の理由は、『我慢しすぎてストレスが溜まる』ことです。

そこで有効なのが、『減らす』ではなく『置き換える』発想です。

例えば、以下のような置き換えが可能です。

  • 毎日のカフェラテ(500円)→ 自宅でドリップコーヒー(1杯50円):月13,500円の節約
  • 週3回の外食(1回3,000円)→ 週1回の外食+2回は自炊:月24,000円の節約
  • コンビニでペットボトル購入(150円)→ マイボトル持参:月4,500円の節約
  • 新作映画を映画館で(1,800円)→ サブスク配信で観る(月額1,000円以下)
  • タクシー利用→シェアサイクルや徒歩に変更

このように、『完全にゼロにする』のではなく『安い代替手段に変える』ことで、満足度を保ちながら節約できます。

特に、カフェや外食は『ゼロにする』とストレスが溜まりますが、『頻度を減らす』だけで大きな効果があります。

また、「安い日を狙う」工夫も有効です。

映画なら毎月1日の『映画の日』(1,200円)、外食なら平日ランチ(ディナーより30〜50%安い)を活用しましょう。

コツ②「固定費」から手をつければ効果は一生続く

節約で最も効果が高いのは、『固定費の見直し』です。

固定費とは、毎月決まって支払う費用(家賃、通信費、保険料、サブスクなど)のことです。

固定費の削減は、一度見直せば効果がずっと続くため、食費や交際費の節約より遥かに効率的です。

具体的な見直しポイントは以下の通りです。

  • 通信費:大手キャリアから格安SIMに変更→月5,000円削減(年間6万円)
  • 保険:不要な特約を外す、ネット保険に切り替え→月3,000円削減(年間3.6万円)
  • サブスク:使っていない動画配信・音楽配信を解約→月2,000円削減(年間2.4万円)
  • 電気・ガス:電力会社の切り替え→月1,000円削減(年間1.2万円)
  • 家賃:更新時に家賃交渉、または条件の良い物件への引っ越し検討

この中で特に効果が大きいのが通信費と保険の見直しです。

格安SIMへの変更だけで年間6万円以上の節約になり、これは『毎月5,000円を食費から削る』より遥かに楽です。

また、サブスクは『無料期間だけ使うつもりが継続課金されている』ケースが多いため、定期的に見直しましょう。

固定費の見直しは最初の手続きに少し手間がかかりますが、一度やれば毎月自動で節約効果が続くため、最優先で取り組むべきです。

参考:貯金できない人に共通する3つの原因。ズボラでも確実に貯める方法

コツ③ 小さな成功体験を「見える化」して積み重ねる

節約のモチベーションを維持する最強の方法は、『小さな成功体験を見える化する』ことです。

人間は『成果が見えないこと』には継続できません。

逆に、『成果が目に見える』と達成感を得られ、自然と続けられます。

具体的な見える化の方法は以下の通りです。

  • 貯金額をグラフ化:エクセルやアプリで貯金額の推移をグラフにする
  • 500円玉貯金:透明な貯金箱に500円玉を貯め、増えていく様子を視覚的に楽しむ
  • カレンダーに○をつける:「今日は無駄遣いしなかった」日にカレンダーに○をつける
  • 月ごとの支出比較:家計簿アプリで先月と今月の支出を比較し、削減額を確認
  • 目標達成シート:「月5,000円貯金」などの目標を紙に書き、達成したら塗りつぶす

特におすすめなのが、『500円玉貯金』です。

透明な貯金箱に500円玉を入れると、視覚的に『貯まっている感』が得られ、達成感が大きいです。

月に10枚貯めれば5,000円、1年で6万円になります。

また、家計簿アプリの『先月比較機能』も非常に有効です。

「先月より食費が5,000円減った」「今月は外食費を3,000円削減できた」という具体的な数値が見えると、『自分にもできる』という自信がつきます。

さらに、SNSや家族との共有も効果的です。

「今月は○○円貯金できた!」と報告することで、周囲からの応援がモチベーションになります。

小さな成功を積み重ね、それを『見える形』にすることで、節約は楽しい習慣に変わります。

節約が続かない人におすすめのアプリ3選

節約が続かない人におすすめのアプリ3選

節約を『仕組み化』するために、便利なアプリを活用しましょう。

ここでは、節約初心者でも使いやすい3つのアプリを紹介します。

マネーフォワードME|自動連携で手間ゼロの家計管理

マネーフォワードMEは、銀行口座やクレジットカードと自動連携し、支出を自動で分類してくれる家計簿アプリです。

最大の特徴は、『手入力が一切不要』な点です。

クレジットカードで支払った瞬間に、自動的にアプリに記録され、食費・交通費・娯楽費などのカテゴリに分類されます。

また、『今月の支出』『先月比較』『カテゴリ別グラフ』などの分析機能も充実しており、どこにお金を使いすぎているかが一目瞭然です。

さらに、資産全体の把握も可能です。

複数の銀行口座、証券口座、ポイント残高などを一括管理でき、『総資産がいくらあるか』をリアルタイムで確認できます。

無料版でも十分な機能がありますが、有料版(月500円)にすると連携可能な口座数が無制限になり、過去のデータも無期限で閲覧できます。

こんな人におすすめ:管理苦手型、家計簿をつける習慣がない人、複数のカードや口座を使っている人

finbee|目標設定型の自動貯金で「貯まる仕組み」を作る

finbee(フィンビー)は、『自動貯金』に特化したアプリです。

最大の特徴は、様々な貯金ルールを設定できる点です。

例えば、以下のようなルールが設定可能です。

  • つみたて貯金:毎週・毎月、決まった金額を自動で貯金
  • おつり貯金:カード決済の端数を自動で貯金(例:1,230円の買い物→770円貯金)
  • 歩数貯金:1日1万歩歩いたら100円貯金など、目標達成で自動貯金
  • チェックイン貯金:特定の場所(カフェなど)に行かなかった日に貯金

特に『おつり貯金』機能は、意識せずに自然と貯金が増えるため、衝動買い型の人にもおすすめです。

また、『目標設定機能』も充実しており、『旅行資金30万円』『緊急予備費50万円』など、複数の貯金目標を同時に管理できます。

目標達成率がグラフで表示されるため、モチベーション維持にも効果的です。

こんな人におすすめ:貯金が苦手な人、目標に向けて貯金したい人、自動化で楽に貯めたい人

家計簿Zaim|レシート撮影だけで簡単入力

家計簿Zaimは、レシート撮影だけで支出を記録できるシンプルな家計簿アプリです。

最大の特徴は、『レシート読み取り精度の高さ』です。

スマホでレシートを撮影するだけで、店名・金額・カテゴリが自動的に入力され、手間がかかりません。

また、『カレンダー表示機能』が便利で、いつ・何に・いくら使ったかが一目で分かります。

さらに、『予算設定機能』があり、食費・交際費などカテゴリごとに月予算を設定すると、残りの予算がリアルタイムで表示されます。

「今月の食費はあと1万円」と分かることで、使いすぎを防ぐ効果があります。

無料で使えるため、家計簿アプリ初心者にも最適です。

こんな人におすすめ:現金払いが多い人、シンプルな家計簿アプリが欲しい人、初めて家計簿をつける人

まとめ|節約できない自分を責めず「仕組み」を1つ変えよう

まとめ|節約できない自分を責めず「仕組み」を1つ変えよう

節約できないのは、あなたの意志が弱いからではありません。

『仕組み』がないだけです。

この記事で紹介した内容を簡単にまとめます。

  • 日本人の約26%は貯蓄ゼロ、あなただけではない
  • 節約できない人には7つの共通パターンがある(ラテマネー、ご褒美消費、見栄、収支不明、安いから買う、先延ばし、完璧主義)
  • 自分のタイプ(衝動買い型・管理苦手型・完璧主義型)を診断しよう
  • タイプ別の改善策:24時間ルール、3つの口座、週1回10分振り返り
  • 挫折しないコツ:置き換える発想、固定費削減、小さな成功の見える化
  • 便利なアプリ:マネーフォワードME、finbee、Zaim

完璧を目指す必要はありません。

まずは『1つだけ仕組みを変える』ことから始めましょう。

例えば、「給料日に自動で3万円を別口座に移す設定をする」だけでも、年間36万円が自動で貯まります。

小さな一歩が、貯まる体質への変化の始まりです。

今日から、できることを1つだけ実践してみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=DuAtsTIubhg
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