冬の電気代が高くて驚いたことはありませんか?部屋を暖かく保ちたいけれど、暖房費の請求書を見るたびに憂鬱になる…そんな悩みを抱える方は多いはずです。実は、工夫次第で電気代を抑えながら快適に過ごすことは可能です。この記事では、100円からできる窓の断熱対策や、費用0円で今すぐ試せるサーキュレーター活用術など、誰でもすぐに実践できる15の節約暖房術を紹介します。寒い冬を賢く乗り切りましょう。
【結論】今すぐ試せる節約暖房術TOP5|お金をかけない方法から紹介

部屋を暖かくしながら電気代を節約するには、優先順位を押さえた対策が重要です。
ここでは、費用対効果が高く、今日からでも始められる5つの方法を優先度順に紹介します。
どれも特別な工具や技術は不要で、初心者でも簡単に実践できる内容です。
まずは最もコストパフォーマンスの高い窓の断熱対策から始めることで、暖房効率を大幅に改善できます。
窓に緩衝材(プチプチ)を貼る【費用100円〜・効果◎】
窓の断熱対策として最もコスパが高いのが、緩衝材(プチプチ)を貼る方法です。
100円ショップで購入できる梱包用のプチプチを窓ガラスに貼るだけで、断熱効果が得られます。
プチプチの気泡層が空気の層を作り、外からの冷気を遮断してくれるため、窓から逃げる熱を大幅に削減できます。
貼り方のポイント
- 窓ガラスに霧吹きで水をかけ、プチプチの平らな面を貼り付ける(賃貸でも剥がしやすい)
- 気泡面を室内側に向けると断熱効果が高まる
- 窓枠より少し大きめにカットして隙間なく覆う
- 結露が気になる場合は、窓とプチプチの間に少し空間を作る
ホームセンターには窓用の断熱シートも売られていますが、まずは100円のプチプチで効果を試してみることをおすすめします。
カーテンを床まで伸ばして冷気をシャットアウト【費用0円】
今すぐできる費用0円の対策が、カーテンの長さを調整することです。
多くの家庭で、カーテンは窓枠の下で終わっていますが、これでは窓と床の間から冷気が室内に流れ込んでしまいます。
カーテンを床にわずかに触れる程度まで伸ばすだけで、窓周辺の冷気の流入を大幅に防げます。
効果的な使い方
- カーテンフックの位置を調整して、カーテンを床から1〜2cm程度にする
- カーテンの両端を壁に密着させて隙間をなくす
- 日中は開けて太陽光を取り入れ、夕方以降はしっかり閉める
- 厚手のカーテンや遮光カーテンを使うとさらに効果的
この方法は費用がかからず、今すぐ実践できるため、まず最初に試してほしい対策の一つです。
参考:家庭でできる冬の節電方法
サーキュレーターで暖気を循環させる【費用0円】
既にサーキュレーターや扇風機を持っている方は、費用0円で暖房効率を上げられます。
暖かい空気は上に溜まる性質があるため、エアコンやストーブで部屋を暖めても、足元が寒いと感じることがよくあります。
サーキュレーターを使って空気を循環させることで、体感温度を3℃程度上げることが可能です。

正しい配置方法
- エアコン使用時:エアコンの対角線上に配置し、天井に向けて風を送る
- ストーブ使用時:ストーブの後方に配置し、天井に向けて送風する
- 風量は弱〜中程度で十分(電気代も月100円程度)
- 首振り機能を使うと部屋全体に暖気が行き渡る
サーキュレーターの電気代は1時間あたり約1円程度なので、暖房の設定温度を1℃下げることで元が取れます。
ドア下の隙間をテープで塞ぐ【費用100円〜】
見落としがちなのが、ドア下の隙間から入り込む冷気です。
特に玄関に近い部屋や廊下に面したドアは、わずかな隙間から冷たい空気が流れ込み、体感温度を2〜3℃下げることがあります。
100円ショップやホームセンターで売られている隙間テープを貼るだけで、この問題を解決できます。
隙間テープの選び方と貼り方
- ドア下用のモヘア(起毛)タイプが最も効果的
- 隙間の幅に合わせて厚みを選ぶ(5mm〜10mm程度)
- 貼る前にドア枠の汚れを拭き取り、しっかり密着させる
- ドアの開閉に支障がないか確認してから固定する
賃貸物件でも、剥がせるタイプの隙間テープを使えば原状回復が可能です。
玄関ドアだけでなく、各部屋のドアや窓枠にも貼ることで、家全体の保温性が高まります。
厚手のラグ・カーペットで床冷えを防ぐ【費用1,000円〜】
フローリングの床は冬場に非常に冷たくなり、足元から体温を奪う原因になります。
厚手のラグやカーペットを敷くことで、床からの冷気を遮断し、体感温度を大幅に改善できます。
ニトリやしまむらなどで1,000円台から購入できるラグでも、十分な断熱効果が得られます。
選び方のポイント
- 毛足が長く、密度の高いものを選ぶ
- 裏面に滑り止め加工があると安全
- 洗えるタイプなら衛生的に使える
- 部屋のサイズに合わせて、できるだけ広い面積をカバーする
さらに効果を高めたい場合は、ラグの下にアルミ保温シートを敷く方法もあります(後述)。
床暖房やホットカーペットがなくても、厚手のラグだけで足元の冷えが大幅に改善されます。
なぜ部屋は寒くなる?熱が逃げる3つの場所を図解

効果的な寒さ対策を行うには、部屋から熱が逃げるメカニズムを理解することが重要です。
闇雲に対策するのではなく、熱が最も逃げやすい場所を優先的に対策することで、少ない費用で大きな効果が得られます。
ここでは、住宅から熱が逃げる主要な3つのルートを解説します。
窓から逃げる熱は全体の約58%|最優先で対策すべき理由
住宅における熱損失の最大の原因は窓です。
一般的な住宅では、暖房で温めた熱の約58%が窓から逃げていると言われています。
これは、ガラスが壁や天井に比べて断熱性能が非常に低いためです。
特に古いアルミサッシの単板ガラス窓は、熱伝導率が高く、外気の冷たさがダイレクトに室内に伝わります。
窓から熱が逃げる3つの経路
- ガラス面からの熱伝導:ガラス自体が熱を外に逃がす
- 窓枠の隙間からの熱損失:サッシの隙間から暖気が漏れる
- コールドドラフト:冷たい窓で冷やされた空気が下降気流を作る
そのため、寒さ対策で最も効果が高いのは窓の断熱です。
窓に断熱シートやプチプチを貼る、カーテンを工夫するなど、窓対策だけで室温が2〜4℃上がることも珍しくありません。
壁・天井・床からも約40%の熱が流出している
窓の次に熱が逃げやすいのが、壁・天井・床です。
これらから逃げる熱は合計で約40%を占めます。
特に断熱材が十分に入っていない古い住宅や、鉄筋コンクリート造のマンションでは、壁や床を通じて熱が外に逃げやすくなっています。
各部位の熱損失割合(目安)
- 壁:約15〜20%
- 天井・屋根:約10〜15%
- 床:約10%
- 換気・隙間:約5%
壁や天井の断熱改修は大掛かりな工事が必要ですが、賃貸でもできる対策として以下があります。
- 壁に断熱シートや断熱壁紙を貼る
- 床にアルミ保温シートやカーペットを敷く
- 家具を外壁側に配置して断熱層を作る
これらの対策により、壁や床からの熱損失を20〜30%削減できます。
隙間風は体感温度を2〜3℃下げる|見落としがちなポイント
数値上の熱損失は少なくても、隙間風の影響は体感温度に大きく影響します。
わずかな隙間から入り込む冷気は、室温計の温度は変わらなくても、体感温度を2〜3℃下げることがあります。
隙間風が発生しやすい場所は以下の通りです。
- ドアと床の隙間
- 窓のサッシ部分
- 換気扇や排気口周辺
- エアコンの配管穴
- コンセントプレートの隙間
隙間風チェック方法
ティッシュペーパーを隙間に近づけて、揺れるかどうかで確認できます。
揺れた場合は隙間風が入り込んでいる証拠です。
隙間テープや防音・断熱材で塞ぐことで、体感温度が大幅に改善されます。
参考:家庭でできる冬の節電方法
【場所別】部屋を暖かくする節約対策12選

ここからは、部屋の場所別に効果的な寒さ対策を紹介します。
窓、床、壁・ドアという3つのエリアに分けて、それぞれ具体的な方法を解説します。
どれも賃貸でも実践できる方法を中心に選んでいるので、安心して試してください。
窓の寒さ対策5選|最も効果が高い場所を徹底攻略
前述の通り、窓は熱損失の最大の原因です。
ここでは、費用や手間の異なる5つの窓対策を紹介します。
自分の予算や住環境に合わせて、できるものから始めてみましょう。
断熱シートは、ガラス面に直接貼ることで、窓からの熱損失を防ぐアイテムです。
ホームセンターやネット通販で購入でき、価格は1枚500円〜2,000円程度です。
賃貸物件では、水貼りタイプを選ぶことで、剥がす際に跡が残らず原状回復が可能です。
貼り方の手順
- 窓ガラスをきれいに拭いて汚れを取る
- 霧吹きで窓全体に水をたっぷりかける
- 断熱シートを貼り、気泡を押し出しながら密着させる
- 余分な部分をカッターで切り取る
断熱シートには、空気層を含むプチプチタイプや、アルミ蒸着タイプなど種類があります。
透明度の高いものを選べば、採光を妨げずに断熱効果が得られます。
断熱カーテン(遮熱カーテン)は、特殊な織り方や加工により、通常のカーテンより高い断熱性を持ちます。
既存のカーテンを替えるだけなので、賃貸でも手軽に導入できます。
断熱カーテンの選び方
- 厚手で裏地付きのものを選ぶ
- 遮光1級の製品は断熱性も高い傾向
- 丈は床につく程度の長さにする
- 幅は窓枠より左右10cm以上大きいものを選ぶ
効果的な使い方
- 日中は開けて太陽光で部屋を暖める
- 夕方以降は早めに閉めて熱を逃がさない
- カーテンの裾を床に密着させる
- レースカーテンも断熱タイプにすると効果倍増
断熱カーテンは3,000円〜10,000円程度で購入でき、冷暖房費の節約効果も高いため、コスパに優れた投資と言えます。
カーテンを閉めても、両端や中央に隙間が空いていると、そこから冷気が入り込んでしまいます。
この隙間を塞ぐ工夫がリターン仕様です。
リターン仕様とは
カーテンレールの端に、L字型の部品(リターン金具)を取り付けて、カーテンの端を壁側に戻す仕組みです。
これにより、カーテンと壁の隙間がなくなり、冷気の侵入を防げます。
簡易リターンの作り方(賃貸向け)
- 100円ショップでL字フックやクリップを購入
- カーテンレールの端にフックを引っ掛ける
- カーテンの端をフックで壁側に固定
また、カーテンの中央の隙間は、マグネットクリップで留めることで塞げます。
これだけで、カーテンの断熱効果が20〜30%向上します。
冷気ストップパネルは、窓の前に立てかける断熱パネルです。
窓から発生する冷たい下降気流(コールドドラフト)を遮断し、足元の冷えを軽減します。
市販品は3,000円〜8,000円程度で購入でき、折りたたみ式なので使わない季節は収納できます。
設置のポイント
- 窓のすぐ前に設置する
- パネルの高さは窓枠の半分〜2/3程度でOK
- 透明タイプなら採光を妨げない
- カーテンと併用するとさらに効果的
特に、デスクやソファが窓際にある場合、冷気ストップパネルを設置することで、作業や休憩時の快適性が大幅に向上します。
最も本格的な窓の断熱対策が二重窓(内窓)ですが、賃貸では取り付けが難しいのが現実です。
そこでおすすめなのが、簡易二重窓のDIYです。
ホームセンターで材料を揃えれば、5,000円〜10,000円程度で作成できます。
簡易二重窓の作り方
- 窓のサイズに合わせて、プラダン(プラスチック段ボール)をカット
- アルミフレームやプラスチックレールを窓枠内側に両面テープで固定
- プラダンをレールに差し込んで開閉できるようにする
効果とメリット
- 窓との間に空気層ができ、断熱性が大幅向上
- 結露の軽減にも効果的
- 取り外しが簡単で原状回復可能
透明なプラダンを使えば、採光もほとんど損なわれません。
本格的な二重窓の設置が難しい賃貸住宅では、最も効果の高い対策の一つです。
床の寒さ対策3選|フローリングの冷えを解消
冬のフローリングは非常に冷たく、足元から体温を奪うため、いくら暖房をかけても寒く感じることがあります。
床の断熱対策は、体感温度を上げるだけでなく、暖房効率も改善します。
アルミ保温シートは、アルミ蒸着フィルムが熱を反射する断熱材です。
カーペットやラグの下に敷くだけで、床からの冷気を遮断し、室内の暖気を下に逃がしません。
ホームセンターで1畳あたり500円〜1,000円程度で購入できます。
敷き方のコツ
- アルミ面を上(室内側)に向けて敷く
- シートの継ぎ目はアルミテープで塞ぐ
- ホットカーペットの下に敷くと保温効果が倍増
- 厚手のカーペットと併用するとさらに効果的
アルミ保温シートだけでも足元の冷えが軽減されますが、その上に厚手のラグを敷くことで、床からの冷気をほぼ完全に遮断できます。
コルクマットは、天然素材のコルクを使ったジョイント式のマットです。
コルクは空気を多く含む構造のため、優れた断熱性と防音性を持ちます。
特に集合住宅で、階下への足音が気になる場合にも最適です。
コルクマットのメリット
- 断熱性が高く、足元がひんやりしない
- 防音効果で階下への騒音を軽減
- クッション性があり、長時間立っても疲れにくい
- ジョイント式で、部屋の形に合わせてカットできる
- 汚れた部分だけ交換可能
価格は6畳分で5,000円〜10,000円程度です。
ラグと違って洗濯の手間がなく、水拭きで清潔に保てるのも魅力です。
ホットカーペットを使っている方は、その下に断熱シートを敷くことで、電気代を20〜30%削減できます。
断熱シートがない場合、ホットカーペットの熱が床に逃げてしまい、効率が悪くなります。
おすすめの断熱シート
- アルミ保温シート
- ホットカーペット専用の断熱マット
- 厚手のウレタンマット
敷き方のポイント
- 断熱シートはホットカーペットより一回り大きいサイズを選ぶ
- シートのズレ防止に、両面テープや滑り止めを使う
- ホットカーペットの設定温度を1段階下げても暖かく感じる
この対策により、ホットカーペットの保温時間が延び、電気代の節約にもつながります。
壁・ドアの寒さ対策3選|意外と見落としがちな冷気の侵入口
窓や床に比べて見落とされがちですが、壁やドアも熱損失の原因になります。
特に外壁に面した壁や、玄関・廊下につながるドアは、冷気の侵入経路です。
外壁に面した壁は、外気の冷たさが伝わりやすく、その周辺が特に寒く感じます。
断熱シートや断熱壁紙を貼ることで、壁からの熱損失を軽減できます。
賃貸でも使える剥がせる壁紙や、両面テープで貼れる断熱シートがおすすめです。
貼り方のコツ
- 外壁に面した壁を優先的に施工
- ベッドやソファの背面に部分的に貼るだけでも効果あり
- デザイン性のある断熱壁紙なら、インテリアとしても楽しめる
また、タペストリーや布を壁に掛けるだけでも、空気層ができて断熱効果が得られます。
ドア下の隙間は、冷気の侵入経路として非常に大きな影響があります。
前述した通り、隙間テープで塞ぐのが最も手軽で効果的です。
正しい貼り方の手順
- ドアを閉めた状態で、床とドアの隙間の幅を測る
- 隙間の幅に合ったテープを選ぶ(5mm〜10mm程度)
- ドア枠の汚れを拭き取り、乾燥させる
- テープをドア下部に貼り付ける(ドア側または枠側)
- ドアの開閉に支障がないか確認
注意点
- テープが厚すぎるとドアが開かなくなる
- モヘアタイプなら、カーペットの上でもスムーズに開閉できる
- 玄関ドアだけでなく、各部屋のドアにも施工すると効果的
特に玄関ドアは外気に直接触れるため、隙間テープの効果が顕著に表れます。
玄関と居室の間に間仕切りカーテンを設置することで、玄関からの冷気の流入を防げます。
特に玄関が広い住宅や、玄関と廊下が直結している間取りでは効果的です。
間仕切りカーテンの選び方
- 厚手で断熱性の高い素材を選ぶ
- 突っ張り棒で取り付けられるタイプなら賃貸でもOK
- のれんタイプなら出入りが楽
- 透明ビニールカーテンでも一定の効果あり
間仕切りカーテンは2,000円〜5,000円程度で購入でき、取り付けも簡単です。
玄関だけでなく、キッチンと居室の間など、温度差のある空間の境界に設置するのも効果的です。
暖房器具の電気代を節約する5つの使い方

断熱対策と並行して重要なのが、暖房器具の効率的な使い方です。
同じ暖房器具でも、使い方次第で電気代が大きく変わります。
ここでは、今日から実践できる5つの節約テクニックを紹介します。
エアコン暖房は「自動運転」+「20℃設定」が最適解
エアコンの暖房は、正しく使えば最も電気代を抑えられる暖房器具です。
多くの人が誤解していますが、自動運転モードこそが最も省エネな運転方法です。
自動運転がなぜ省エネなのか
- 部屋が寒い時は強風で一気に暖める(立ち上がりが早い)
- 設定温度に達したら自動で微弱運転に切り替える
- 弱運転や微風に固定すると、設定温度に達するまで時間がかかり、結果的に電気を多く使う
推奨設定温度は20℃
環境省が推奨する冬の室温は20℃です。
設定温度を1℃下げるだけで、電気代が約10%削減できます。
23℃から20℃に下げると、年間で約5,000円〜8,000円の節約になります。
寒く感じる場合は、着る毛布やひざ掛けで体感温度を調整しましょう。
こたつ+エアコン併用で月1,500円節約できる理由
こたつとエアコンの併用は、実は非常に効率的な暖房方法です。
一見すると2つの暖房器具を使って電気代が高くなりそうですが、実際には月1,500円〜2,000円程度の節約が可能です。
併用が節約になる理由
- こたつで下半身を直接暖めることで、エアコンの設定温度を2〜3℃下げられる
- こたつの電気代は1時間あたり約3〜5円と非常に安い
- エアコンの設定温度を下げることで、消費電力が大幅に減る
効率的な使い方
- エアコンを18〜19℃に設定して部屋全体を軽く暖める
- こたつで足元と下半身を重点的に暖める
- こたつ布団は厚手のものを使い、熱を逃がさない
- サーキュレーターで空気を循環させる
この方法なら、体感温度は十分に暖かく、かつ電気代は単独使用より安くなります。
サーキュレーターの正しい配置で体感温度+3℃
前述の通り、サーキュレーターは暖房効率を劇的に改善する重要なアイテムです。
ここでは、より詳細な配置方法を解説します。
エアコン使用時の配置
- エアコンの対角線上に配置
- サーキュレーターを天井に向けて運転
- 天井付近に溜まった暖気を攪拌し、部屋全体に循環させる
ストーブ・ファンヒーター使用時の配置
- ストーブの後方または横に配置
- やや上向き(45〜60度)に風を送る
- 暖気を部屋全体に広げる
効果を最大化するコツ
- 首振り機能を使うと、より均一に空気が循環する
- 風量は中程度で十分(強すぎると不快)
- 24時間つけっぱなしでも電気代は月100円程度
サーキュレーターの正しい使い方により、エアコンの設定温度を2〜3℃下げても同じ暖かさを感じられます。
暖房器具別の電気代比較表|最もコスパが良いのは?
暖房器具ごとに電気代は大きく異なります。
以下の表で、主要な暖房器具の1時間あたりの電気代と特徴を比較します。
| 暖房器具 | 1時間の電気代 | 暖房範囲 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| エアコン(暖房) | 約3〜15円 | 部屋全体 | 最も効率的。広い部屋向き |
| こたつ | 約3〜5円 | 局所 | 電気代最安。下半身のみ |
| ホットカーペット | 約5〜9円 | 床面 | 足元を直接暖める |
| 石油ファンヒーター | 約10〜20円 | 部屋全体 | 立ち上がりが早い |
| 電気ストーブ | 約15〜27円 | 局所 | 即暖性あり。電気代高め |
| セラミックヒーター | 約20〜32円 | 局所 | 補助暖房向き |
| オイルヒーター | 約15〜30円 | 部屋全体 | じんわり暖まる。乾燥しない |
コスパ最強の組み合わせ
- エアコン+こたつ:広い部屋全体を効率よく暖める
- エアコン+ホットカーペット:足元の冷えを解消
- こたつのみ:一人暮らしや省スペースに最適
部屋の広さや生活スタイルに合わせて、最適な組み合わせを選びましょう。
タイマー機能を活用して無駄な暖房をカット
暖房器具のタイマー機能を上手に使うことで、無駄な運転時間を削減できます。
特に就寝時や外出時の無駄な電気代を防ぐために有効です。
おすすめのタイマー活用法
- 起床30分前にON:朝の寒さを軽減
- 就寝1〜2時間後にOFF:布団が暖まれば暖房は不要
- 外出30分前にOFF:部屋に蓄積された熱で十分暖かい
- 帰宅30分前にON(スマートリモコン使用時):帰宅時に快適な温度
スマートリモコンの活用
スマートリモコン(Nature Remo、SwitchBotなど)を使えば、外出先からスマホで暖房を操作できます。
予定が変わった時も無駄な暖房を防げるため、年間で5,000円〜10,000円の節約が可能です。
暖房なしでも暖かい!お金をかけずに体を温める方法

暖房器具を使わなくても、体を直接温める工夫で快適に過ごせます。
ここでは、電気代0円でできる体温アップ術を紹介します。
これらの方法を併用すれば、暖房の設定温度をさらに下げられます。
首・手首・足首の「3つの首」を温めると全身ポカポカ
人間の体には、太い血管が皮膚の近くを通る場所があります。
その代表が「3つの首」:首、手首、足首です。
これらを重点的に温めることで、温まった血液が全身を巡り、体全体がポカポカします。
効果的な温め方
- 首:マフラー、ネックウォーマー、タートルネック
- 手首:長袖の袖口を手の甲まで伸ばす、アームウォーマー
- 足首:レッグウォーマー、厚手の靴下、ルームシューズ
特に首を温めると、脳への血流も改善され、頭がすっきりする効果もあります。
100円ショップでも購入できるアイテムばかりなので、すぐに実践できます。
体を温める飲み物リスト|生姜湯・ほうじ茶・ココア
体を内側から温める飲み物を取ることで、暖房に頼らず体温を上げられます。
逆に、冷たい飲み物や体を冷やす飲み物を避けることも重要です。
体を温める飲み物
- 生姜湯:ショウガオールが血行を促進
- ほうじ茶:カフェインが少なく体を温める
- ココア:ポリフェノールが血流改善
- 紅茶:発酵茶で体を温める効果
- 白湯:内臓を温め代謝を上げる
避けるべき飲み物
- 冷たい飲み物全般
- 緑茶(体を冷やす作用がある)
- コーヒー(利尿作用で体温が下がる)
朝起きたらまず白湯を飲む習慣をつけると、1日の代謝が上がり、体が温まりやすくなります。
湯たんぽで就寝時の暖房費をゼロにする方法
湯たんぽは、就寝時の暖房代を完全にゼロにできる優れたアイテムです。
電気代がかからず、布団の中を長時間暖かく保てます。
湯たんぽの効果的な使い方
- 就寝30分〜1時間前に布団に入れて予熱
- 布団全体が暖まったら、足元に配置して就寝
- 直接肌に触れないよう、タオルやカバーで包む
- 朝まで暖かさが持続
湯たんぽの種類
- 金属製:保温時間が最も長い(8〜10時間)
- プラスチック製:軽くて安価
- 充電式:お湯の準備不要で手軽
湯たんぽを使えば、エアコンやヒーターを消して寝ても十分暖かく、電気代を月1,000円以上節約できます。
着る毛布・ルームシューズで体感温度+5℃
着る毛布は、暖房に頼らず暖かさを保つ最強アイテムです。
全身を包み込むため、体感温度を5℃程度上げる効果があります。
着る毛布の選び方
- 丈は足首まであるロング丈が暖かい
- フード付きなら首元も暖かい
- 静電気防止加工があると快適
- 洗濯機で洗えるタイプが衛生的
ルームシューズの効果
足元が冷えると全身が寒く感じるため、ルームシューズの着用は非常に効果的です。
- ボア素材やウール素材が暖かい
- 底が厚いものは床の冷たさを遮断
- スリッパより、足全体を覆うタイプが暖かい
着る毛布とルームシューズを併用すれば、暖房を消しても快適に過ごせることが多く、電気代の大幅削減につながります。
賃貸でもできる!原状回復OKの寒さ対策一覧

賃貸住宅では、退去時の原状回復が気になり、寒さ対策を躊躇する方も多いでしょう。
ここでは、賃貸でも安心して実践できる対策と、管理会社への確認が必要な対策を整理します。
原状回復100%可能な対策リスト(退去時も安心)
以下の対策は、退去時に元に戻せるため、賃貸でも問題なく実践できます。
窓の対策
- 水貼りタイプの断熱シート
- プチプチ(水で貼るタイプ)
- カーテンの変更・延長
- 冷気ストップパネルの設置
- 簡易二重窓(突っ張りタイプ)
床の対策
- アルミ保温シート
- カーペット・ラグ
- コルクマット(ジョイント式)
- ホットカーペット
ドア・壁の対策
- 剥がせる隙間テープ
- 間仕切りカーテン(突っ張り棒使用)
- 剥がせる断熱壁紙
- タペストリーや布の掛け
その他
- サーキュレーター・扇風機の使用
- 着る毛布・ルームシューズ
- 湯たんぽ
これらは全て、接着剤や釘を使わない、または剥がしても跡が残らない方法なので安心です。
管理会社に確認が必要な対策と伝え方テンプレート
以下の対策は、物件によっては許可が必要な場合があります。
実施前に管理会社や大家さんに確認することをおすすめします。
確認が必要な対策
- 窓枠にビス止めする二重窓キットの取り付け
- 壁に断熱材を貼る(粘着力が強いもの)
- カーテンレールの交換・追加
管理会社への問い合わせテンプレート
以下の文面を参考に、メールや電話で確認しましょう。
「お世話になっております。〇〇号室に入居しております△△と申します。冬の寒さ対策として、窓に水貼りタイプの断熱シートを貼りたいと考えております。退去時には剥がして原状回復する予定ですが、事前に許可が必要でしょうか?また、他に推奨される寒さ対策があればご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。」
丁寧に確認することで、トラブルを避けつつ、快適な冬を過ごせます。
部屋を暖かくする方法でよくある質問(FAQ)

ここでは、部屋の寒さ対策に関してよく寄せられる質問に回答します。
Q. 断熱シートを貼ると結露がひどくなりませんか?
A: 断熱シートを貼ると、窓ガラスの表面温度が上がるため、結露は減少することが一般的です。ただし、シートと窓の間に水滴が溜まることがあるため、定期的に換気を行い、湿度を50〜60%に保つことが重要です。また、吸水タイプの結露防止テープを窓枠下部に貼ると、水滴を吸収してくれます。
Q. 効果が高い順に対策するなら何から始めるべき?
A: 効果の高い順は以下の通りです。
- 窓にプチプチまたは断熱シートを貼る(熱損失の約58%を削減)
- カーテンを床まで伸ばす(費用0円で即効性あり)
- サーキュレーターで空気を循環(体感温度+3℃)
- ドア下の隙間を塞ぐ(隙間風を防止)
- 床にラグやカーペットを敷く(足元の冷え対策)
まずは窓対策から始めることで、最も大きな効果が得られます。
Q. 暖房なしで部屋を暖かくすることは可能ですか?
A: 可能ですが、地域や住宅の断熱性能に依存します。比較的温暖な地域や、断熱性の高い住宅であれば、断熱対策+着衣の工夫で暖房なしでも快適に過ごせます。具体的には、窓の断熱、床のカーペット、着る毛布、湯たんぽなどを組み合わせることで、体感温度を大幅に上げられます。ただし、極寒地では補助的に暖房を使用することをおすすめします。
Q. 一人暮らしで最もコスパの良い暖房器具は?
A: 一人暮らしで最もコスパが良いのはこたつです。電気代は1時間あたり約3〜5円と非常に安く、下半身を直接暖めるため、部屋全体を暖める必要がありません。さらに効果を高めたい場合は、エアコンを18〜19℃に設定して併用することで、電気代を抑えながら快適に過ごせます。また、6畳以下の狭い部屋なら、エアコン単独でも十分効率的です。
Q. 古い家・築年数が経った家でも効果はありますか?
A: 古い家ほど断熱性が低いため、対策の効果はより顕著に表れます。特に窓がアルミサッシの単板ガラスの場合、断熱シートやプチプチを貼るだけで体感温度が3〜5℃上がることも珍しくありません。また、隙間風が多いため、隙間テープで塞ぐことで大きな改善が見込めます。古い住宅こそ、低コストの断熱対策が最も効果的です。
まとめ|部屋を暖かくする節約術を今日から実践しよう

部屋を暖かくしながら電気代を節約するには、優先順位を押さえた対策が重要です。
ここまで紹介した15の方法の中から、まずは手軽に始められるものを実践してみましょう。
以下のステップで進めることで、無理なく快適な冬を過ごせます。
STEP1:まず窓の断熱から始めよう(100均でOK)
最も効果が高いのは窓の断熱対策です。
100円ショップでプチプチを購入して窓に貼るだけで、熱損失の約58%を削減できます。
さらに、カーテンを床まで伸ばして隙間を塞ぐことで、冷気の侵入を防げます。
これだけで体感温度が2〜4℃上がり、暖房の設定温度を下げられます。
STEP2:サーキュレーターの位置を見直そう
既にサーキュレーターや扇風機を持っている方は、配置を見直すだけで暖房効率が大幅に改善します。
エアコンの対角線上に置き、天井に向けて風を送ることで、暖気が部屋全体に循環します。
これにより、エアコンの設定温度を2〜3℃下げても同じ暖かさを感じられ、月1,000円〜1,500円の電気代節約になります。
STEP3:エアコン設定温度を1℃下げてみよう
断熱対策とサーキュレーター活用で体感温度が上がったら、エアコンの設定温度を1℃下げてみましょう。
設定温度を1℃下げるだけで、電気代が約10%削減できます。
23℃から20℃に下げれば、年間で約5,000円〜8,000円の節約になります。
寒く感じる場合は、着る毛布やひざ掛けで調整しましょう。
これらの対策を組み合わせることで、電気代を大幅に削減しながら、快適な冬を過ごせます。
今日からできることばかりなので、ぜひ実践してみてください。


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